2015年8月6日
最近のエコカーにお乗りの方からよく聞くのが、
「信号待ちからの出足が鈍い」
「アクセルの踏み加減と実際のクルマの動きに違和感がある」
というお言葉。
燃費を向上させるための方法としては良いのかもしれませんが、その代償として致命傷なのが、
「クルマを運転しているのに、運転されているような感覚でちっとも楽しくない・・・」
今回ご紹介するN-ONEにお乗りの常連さんも、以前から同じような事を言われていました。
そこでチョイスしたのが、ザックスでおなじみのハンズトレーディングが販売している、
スロットルコントローラー「PPT」
以前にも、メインの欧州車をはじめ国産車にも多数取り付け実績のある商品なんですが、
今回のNシリーズ用は新発売!
発注から到着するまで、お客様も首を長~~~~~くしてお待ちいただきました(>_<)。
そしてやっと商品が到着すると、その場で取り付け開始。
私も効果を体感するためにお客様から了解をもらい、まずはノーマル状態を試乗してみました。
そんなノーマル状態で特に気になったのが、
①信号待ちからの発進が、ワンテンポ遅れる
②40~60km/hで巡航している時にじわっとアクセルを踏み込むと、加速感が出るまでに時間がかかる
③全体的に昔のワイヤー式のアクセルに比べて違和感がある
④エンジンブレーキ時にギクシャクする
などなど、本音を言うと機械に動かされている感覚。
これがどう変化するか?私も興味津々です(^_^)
取り付けの方はと言いますと、カプラーオンなので簡単な配線処理のみ施し、
コントローラーはお客様ご希望の場所にキッチリ取り付け。
そしていよいよ、お客様といっしょに試乗開始なんですが、
ここで基本操作を簡単にご紹介しますと、1段目右画像上部にある「PROG」ボタンを押すたびに、
「スポーツモード(黄色)」「スポーツプラスモード(赤)」「エコモード(緑)」に変化。
さらに各モード中に、真ん中の「+」を押すとアクセル開度が+側に最大3段階変化し、
「-」ボタンを押すと、同じく-側に3段階変化します(基準点と合わせると合計7段階の調整が可能です)。
この国産スロコンには無い、引き算方式の調整ができるのはかなり画期的で、
お客様のいろんなニーズにお応えすることが可能な、すんごい商品なんですよ!
さて、そんな各モードを走りながら変更していると、思わずお客様と私が
「これや!」
と言ってしまうほどベストな位置を発見!
先ほど述べた4つの問題点は全てクリアされ、まるでワイヤー式のような
リアルなアクセルワークが可能になりましたよ(^.^)
また特に優れものだったのが、緑のランプのECOモード。
一般的なスロコンと違い、ただアクセルを開けないのではなく、
“気持ち良くECOな走り”が可能ですので、燃費を気にされる方にはオススメのモードです。
(ただし、エンジン特性や運転状況によりECOモードの効果は異なりますのでご注意を!)
ちなみに今回のホンダ用は、
○N-BOX/N-ONE/N-WGN(JF/JG/JH)
○現行のフィット(GK/GP)
○ヴェゼル(RU)
○現行のオデッセイ(RC)
○CR-V(RM)
(全てハイブリッド車にも適合します)
などにも適合OK!
この楽しい走り、ぜひあなたのお車でもご体感下さい!
今回は長期間お待たせしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
楽しくなる毎日の通勤、飛ばしすぎに注意です!(^.^)
今後とも末永く宜しくお願いいたします。