2015年3月19日
先日もお知らせした新商品のタイヤ研修ですが、2日間の日程を無事終了して帰高いたしました。
まず1日目は、東京駅にほど近い旧ブリヂストン本社(現在はブリヂストン美術館)前から、
栃木県にあるGKNドライブラインというテストコース(以前は某自動車メーカーのテストコースだったそうです)に
バスにて移動。
到着後まず最初は、そうです!そうなんです!みなさんお待ちかねの
「POTENZA RE-71R」の体感試乗。でも体感とは言いつつ、私の運転ではスペアカーが沢山必要なので( ・_・;)、
プロドライバーの西原正樹さんをはじめとする、数名のプロドライバーの横に乗り、
同乗走行でいろんなタイヤとの乗り比べをしました。
(ちなみに試乗車は、車高調・LSDなどライトチューンを施した、同条件の86を2台使用)
「同乗走行だからあまりアクセルは踏まないだろうな~?」と思ったのも束の間、
スタートするやいなや、あまりの本気モードにコースから外れて脱輪するぐらい常時全開でした!(^.^)
このスタート直後にビックリしたのが、冷間時から即座に立ち上がるグリップの高さ!
これなら最初の1コーナーから全開でいけます!
そしてさらにスゴイのが、コーナーリング中のハンドルの応答性。
他のタイヤがコーナー進入時にハンドルを切っても応答が悪いので、
①クルマの向きが変わらない
②さらにハンドルを切り足す
③コーナーリングスピードの低下
④脱出速度の低下
という悪循環な状況に対し、71Rの場合は
①進入でハンドルを切るとすぐに向きが変わる
②アクセルを早く踏める
③コーナーリングスピードの向上
④脱出速度の向上
と、誰が乗っても分かるほどの良い内容でした。
また気になるウェット性能の方も、テストコースのスキッドパッドを使って定常旋回でテスト。
するとどうでしょう?他のタイヤが一定速度を超えると一気にリアが横にスライドするのに対して、
71Rはさらに高い速度でもしっかりグリップして前へ前へ!
さらに、グリップの限界を超えてもかなりコントロールしやすいので、
一般の方が横滑りでパニックに陥っても、安心したハンドル操作が可能と思います。
このタイヤはまさに、一般の方からサーキット走行の本格派まで幅広い層の方に、
運転をメッチャ楽しんでいただけるタイヤなんですよ!
また今回は、新商品である「REGNO GR-XI」で、究極の静けさや家のソファーのような快適な乗り心地を確認。
「POTENZA S001RFT」では、4本とも正常なタイヤの車と、故意に1本パンクさせた2台の車を乗り比べてみたんですが、
パンクしても同等の走行性能というより全く分からないレベルで、S001RFTの性能の高さを実感しました!
これらの試乗会終了後、宿泊する東京へと再びバスで戻ったんですが、
休憩で立ち寄った東北道の羽生サービスエリアが、画像のような異色のたたずまい。
話を聞くと鬼平犯科帳をモチーフに、江戸の町並みを再現したサービスエリアなんだそうです。
時間が無くて、美味しそうな鯛焼きが買えなかったのが今回唯一の心残りです!(T_T)
さて2日目はと言いますと、ブリヂストン関係者から71Rなど新商品タイヤの
製作秘話や技術的な内容のかなり詳しい講義。質疑応答では性能を最大限生かせる空気圧設定など、
お客様にフィードバックできそうな細かい情報も教えていただきましたよ(^.^)
そんなこんなで2日間の研修は終了したんですが、
今回なんと言っても驚いたのが71Rの圧倒的な高性能。
今後も目が離せませんよ!!!