2014年12月2日
昨日と同じく、今日も連続のオーディオ編。
さて今回は、最近当店をご利用いただくようになったお客様から連絡があり、
「通勤に使っているワゴンRが、段差のたびにスピーカーから音が出たり出なかったりするので見て欲しい」
と、ご相談がありました。
いざ点検を開始すると、他店様の取り付けなので配線の取り回しなどが分からずに、
かなり苦労しましたが、
最終的にはオスとメスのギボシ端子の差し込みが甘かった事が原因と判明。
最後にテストをして、故障原因をお客様に伝えると
「以前からスピーカーは交換したかったので発注お願いします!」
と思わぬご注文をいただいてしまいました( ・_・;)
今回のお客様のご希望は、以前から取り付けられて高音質CDデッキ「カロッツェリアDEH-P01」の付属アンプを使い、
「スピーカーとコード関連も同時に交換したい」とのこと。
まずスピーカーには、カロッツェリアのRSシリーズの構造を継承した、「TS-V172A」をチョイス。
そしてスピーカーコードには、おなじみM&M DESIGNの「SN-MS2500」、ラインケーブルには「SN-MA2200」、
そのうえツィーター・ミッドともに接続部には、ダイレクトジョイント(SDJ-01・SDJ-02)を使います。
さて作業の方はといいますと、昨日と同じく全て撤去してから開始しましたが、
以前取り付けられた方が2段目真ん中画像のように、各部の過剰な線を何カ所もまとめており、
今後ノイズの原因にもなりそうだったので、いらない線は全て撤去し、過剰な分は作り直して短縮加工しました。
(本題の作業よりこちらの方が時間がかかりましたが・・・(T_T))
そしてそれらを終わらしてから、本題のスピーカーコードをドアに入れようとしたんですが、
ドア⇔ボディ間のゴムカバーをさわると、なんだかいや~~~な感触・・・(-_-)
そうなんです!配線の通らないカプラータイプだったんです(>_<)
でも大丈夫!!!
2段目右画像のように空きの端子部分を加工して、3段目左画像のように無事通線を完了しました!(^.^)
ここまでくれば、ダイレクトジョイントを使ってスピーカー&付属アンプと接続すれば作業は終了。
最後に、今回はパッシブを使わないマルチ接続でしたので、
クロスオーバー・タイムアライメントなど、いろいろと調整して全て完了です。
以前取り付けされていたカロッツェリアのCタイプのスピーカーと比べると、コードなどの良さもあり全くの別物。
全体的な音の透明感やボーカルの息づかい(歌っている雰囲気)も分かるようになり、
今回も初めて聞いた時には「ニッコリ!!!」されていましたよ(^.^)
その笑顔が見られただけでも、私は大満足ですよ!
今回も遠方からのご来店、本当に有り難うございました。
ご不明な点・ご要望がありましたら、お気軽にお電話下さいませ。
こんごとも宜しくお願いいたします。
追伸
今回の調整時に、たまたま音楽好きな常連さんが来店され、
「これで聞いてみて!」と教えていただいたのが、画像にもある井筒香奈江さんの
「時のまにまに Ⅲ~ひこうき雲~」
歌の好き嫌いは人それぞれと思いますが、録音状態が結構良い感じですので、
以前オーディをを取り付けされた方も、ぜひ一度聞いてみて下さい。(ただし高知の店頭には無いかも?です)
CDによって音質が変わることが体感できると思いますよ(^.^)