2014年10月2日
あっという間に、はや10月!
今年も残すところ、あと3ヶ月となりました。
今日は、そんな10月から始まる新サービスをご紹介します。
その名も「センターフィット・サービス」
と、言われても・・・・・
「なんじゃそれ?」
って方も多いと思いますので、分かりやすくご説明しますと
例えば画像のように、
お店にあった一般的な国産車用ホイールの場合は、ナットが入る矢印の穴径がノギス計測で13.0mm、
とある国産車のハブボルトを同じくノギスで計測すると、11.8mm。
ということは、13.0-11.8=「1.2mmのスキマ」が存在しているということなんです。
私たちはこのスキマを均等&真ん中に締め付けるために、
日頃から電動ツールや手締めで慎重・丁寧に取り付けているんですが、
人間の経験や感覚にも限界があり、ある一定以上の真円での取り付けは事実上無理だったんです。
ちなみにホイールがクルマの中心から一定以上ズレてしまうと、タイヤホイールが楕円に回転してしまい、
スムーズな回転ができないばかりか、走行中の振動の原因になったりするんです。
(ここでご説明する一定以上のズレとは、肉眼では分からない小数点以下の微妙なズレのことです)
そこで本日ご紹介するのが、
ブリヂストンが特許を取得し、タイヤを「車軸のど真ん中」に取り付ける特殊な技術
「センターフィット・サービス」
こんな専用のセンタリングマシンを使い、
タイヤに特殊な振動(かなり大きい音がします)を与えながら締め付けることで、
「リーズナブルなお値段」ながら、タイヤホイールを正確に車軸のセンターへと導きます!
(詳しい内容はリンク先をご参照下さい)
もちろんコンマ数ミリを調整する作業ですので、
画像のようにセンター取り付けの敵「サビ」などは、徹底的に清掃してからの取り付けです。
(取り付けに影響のあるサビ落としは、従来から普通にやってましたのでご安心を!)
どうです!なんか良さそうでしょ!(^.^)
実はこのサービス、試験的に先月より開始しておりまして(ご紹介できていなかった方はすみません)、
すでにたくさんの方にご体感いただいております。
順番にご紹介しますと、
プリウスPHVのお客様には、ローテーションと同時に「センターフィット」
ミラのお客様には、締め付け画像がありませんが(>_<)、エコピアEX20のタイヤ交換時に「センターフィット」
カローラフィールダーのお客様には、ダンパー&ローダウンサス取り付け時に「センターフィット」
ミニクロスオーバーのお客様には、タイヤホイール取り付け時に「センターフィット」
RX-8のお客様には、ポテンザS001のタイヤ交換時に「センターフィット」
モビリオスパイクのお客様には、エコピアEX20のタイヤ交換時に「センターフィット」
オデッセイ・ムーヴのお客様には、ローテーションと同時に「センターフィット」
アウディTTのお客様には、タイヤ脱着時に「センターフィット」
などなど、うれしいご報告もたくさんいただいています(^_^)
まだ作業されていない方も、次回のローテーションやタイヤ交換時にぜひ一度お試し下さい!!!
補足
このセンターフィットサービスは従来からあるチッソ充填と同じく、
当店ではオプションサービスとさせていただきます。
一部の方でセンターフィット取り付けをしないと、
ナットがゆるんだり、振動が必ず発生すると思っている方がいますが、
当店でオープン以来25年間行っている従来の取り付け方法でも、全く問題はありません。
また、人によってはその効果を体感できる方、できない方もいると思います。
ただしこのセンタリングマシンを使うことで、
私たちが丁寧に丁寧に取り付けした精度を、さらに上回る作業が可能になり、
快適でスムーズ、安心な走行をご提供できることも事実です。
この点をご理解いただける方には、私が自信を持ってオススメします。