2013年10月11日
先日、フロントドアをデッドニングしたスイフト(ZC72S)のお客様。
早速、後日お電話があり
「朝子さん、次はリアを!」
というご相談だったんですが、音のご希望、ご予算、今後のステップアップなどを細かく打ち合わせし、
サテライトスピーカー、サブウーファーなども検討していましたが、
今回はリアドアに、パイオニアの2ウェイスピーカー「TS-J1710A」と
メタルインナーバッフルと音響パーツなどがセットになった「UD-K716」を取り付けしました。
まずはドアの内側から施工開始!
この「7シリーズ」のハイグレードパッケージは、いわば簡易的なデッドニングキットなんですが、
さすがパイオニアが開発しただけあって、お手軽ながら「ツボ」はキッチリおさえてます!
まず、前回は外した防水用ビニールの上からスポンジを貼り、その上に丸いスポンジを貼り付けて、ドアの内張に接触させる構造です。
そうすることで、ビニールには常にテンションがかかり、ばたつきをおさえて中低域の音をクリアにしてくれます。
でも、逆にテンションがかかることでビニールの負担は増えますので、回りの青いテープで補強をし、剥がれないような工夫をしてあります。
そのうえ、スピーカー裏に吸音材を貼り、メタルインナーバッフルを取り付けることで、
引き締まった低音を表現してくれます!
そしてお次はスピーカー。
3段目左画像でわかると思いますが、右側の今回取り付けしたスピーカーに比べて、
左側のノーマルスピーカーはボイスコイル(音の発生源)が、かなり貧弱な事がわかりますでしょうか?
近年コスト削減のためか、どこの自動車メーカーも純正スピーカーはこんな感じなんですよ(T_T)。
これでは、いい音を期待する方が無理!
「スピーカーを交換しても、マニアじゃないと分からんろう?」
と、お客様から言われることもありますが、格安なカスタムスピーカーでも、
ほとんどの方がその変化にビックリされるほどです!
また今回取り付けた「1710」は、3段目真ん中・右画像のように中心のツィーター部分の向きを調整できますので、
お車によってスピーカーの取り付け位置が違っても、最適な指向性が得られます。
さて、そんな調整もしつつ、作業は終了。
取り付け前、お客様と一緒にリアのみ鳴らして聞いていたんですが、完成後に再度聞いてみると、
低域はお腹に響くような低い音も再生でき、中・高域はかなりクリアな音に変化。
誰が聞いても分かるほどの変化量に、お客様も大満足のご様子でした(^.^)
前回に引き続き、今回もお買い上げありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。