2013年9月9日
昨日の一番最後にあった歩道の写真。なんだか分かりますか?
そうなんです。以前から段差が大きくて車高を落とされている方にはご不便をおかけしていた当店の入口画像だったんですが、
先日工事が無事終わり、なだらかなスロープ状の入口にリニューアルしました!
これでシャコタンの方にも安心してご来店いただけると思います。
実は昨日、完全に説明を忘れてました・・・(T_T) す・すみません。
さて本日ご紹介するのは、ちょっとだけ?シャコタンのスカイラインGT-R(BNR32)。
以前ミッションを日産純正の新品に交換したんですが、
「まだ大丈夫やろ!」
ということで同時に交換していなかったクラッチが急にスベリが発生、たまらず交換となりました。
今回チョイスした商品は、つながりが扱いやすく、踏力も軽い
「NISMO SUPER COPPERMIX TWIN(スーパーカッパーミックスツイン)」。
実は今回のオーナー様は、以前からこの商品を使っていたんですが、今回はより高い馬力に耐えることができる
「コンペティションタイプ」に変更。(画像は今まで使っていたカッパーミックスツインです)
提携認証工場で交換後に私も試乗しましたが、一昔前のブレーキと間違えるほどの重~~~~いツインプレートとは全く別物!
ほぼノーマル感覚で街乗りもラクチンです♪
最後に、クラッチがつながるポイントをお客様に合わせ微調整して完成。
この微調整が、後々の乗りやすさや今後の摩耗度合まで左右しますので、実はすごく重要だったりします。
そして、今回ブーツが破れていたリアのトーブッシュも同時交換。ハイキャス付きのR32では定番の修理箇所なんですが、
「そこまで分解するなら」と、これまたついでにショック付け根のブッシュ、アッパーアームブッシュをニスモ強化品に交換しました。
最後に仕上げのアライメントを調整すると、トーブッシュのガタが無くなった影響か?、
調整中も数字のブレが無くピタリと決まります。
長年アライメントをやっていると、お車の仕様にあった測定値がだいたい分かってきます。(単なる年の功ですが・・・)
例えば「R32で車高がこれぐらいなら、キャンバーはこれぐらい」みたいな経験に基づく感覚がそれです。
でも、それを大幅に外れていたり、調整しても予想の数字まで至らなかったりする場合は、
大きな事故の影響でのアームの損傷だったり、純正の調整機能(偏芯カム)が故障していたり、
ブッシュの劣化によるガタなどがほとんどです。
それらを根本的に治せば、クルマの性能は別物のように向上するんですよ!
だから最近思うのは、アライメントを調整するのも当然大事なんですが、測定数値や状態で
故障箇所を予測・判断するのも私たちの役目。
お客様に安全・快適・タイヤを長持ちさせて走行してもらうために、日々勉強の毎日です!
そんな事を思っているうちに、アライメントも終了。ブッシュがしっかりしたせいか、
リアのトラクションもかなり良くなりました(^.^)
今回は長時間お待ちいただき、大変申し訳ありませんでした。
これからも大切に乗ってあげてくださいね♪
今後とも宜しくお願いいたします。