2013年5月19日
先日、いつも遠く幡多地方からご来店いただいている180SX(RPS13)のお客様からお電話があり、
「朝子さん、4000rpmぐらいからエンジンが吹けないんですけど・・・」というご相談がありました。
とりあえずお店に来ていただき試乗してみると、確かにその回転域から上はプラグがカブったようになって吹けない。
とりあえず空燃比計(空気と燃料の比率を見るメーター)で測定してみると、
「こ、これは・・・」ってぐらいかなり燃料が薄い状態。
そこで、いろいろと原因を探っていくと、故障箇所は当時の日産車ではある意味定番?のエアフロメーターでした。
そこで、今回はエアフロ交換と、劣化している箇所をついでにメンテナンスしました。
まずエンジンルーム内のバキュームホースをサムコシリコンホース(ブルー)に変更。
お次に、燃料ポンプは、今後のチューニングするときに買い直しのないように、東名パワード製の大容量に変更。
ポンプを大容量に交換するとアイドリング時などに燃圧が上がりすぎ、逆に濃くなってしまうので
調整式フューエルレギュレーターに変更して、適正な燃圧に調整しました。
フューエルフィルターも当然、同時に交換しましたよ。
ポンプは、昔よく交換していたので、ある意味懐かしかったですね(^.^)。
またエンジンルーム・燃料ポンプに使うフューエルホースは、私オススメの日産純正ホースに交換。
画像のホースは1m約10000円と非常に高価ですが、長年使用しても他の商品と比べて劣化がかなり少なく、
アールズなどを使う時以外は、このホースをオススメしています。
燃料系はトラブルがあればかなり危険ですので、安心を買うと思うと逆にお安いと思いますよ!
最後に今回の本命エアフロを交換して終了。
再度、空燃比を測定すると故障前のバッチリの状態に戻ってくれました(^.^)
最近この13系がかなり少なくなってきました。これからも大切に乗ってあげてくださいね♪
今後とも宜しくお願いいたします。