2013年3月14日
先日、フェアレディZ(GCZ32)のオーバーホール&仕様変更に送っていたオーリンズダンパーが帰ってきたので、
早速組み付けしました。
送り先は、何度かご紹介したオーリンズのチューナーで有名な「ITO(アイティーオー」さんです。
仕様変更というとピストンスピードなど専門用語で、分からない事が多いんじゃないかと思いがちですが、
ITOさんなら、こちらからお客様のだいたいのニュアンス(突き上げが多い・カーブでふらつくなど)をお伝えすると、
的確なアドバイスとセッティングで理想のダンパーに仕上げてくれます。
今回の仕様変更の目玉は、10数年前にご購入していただいた一般的なオーリンズを内部変更で最新の「DFV」に変更!
以前このブログで「オーリンズのDFV化もできますよ」とご紹介したところ、たしか翌日にお電話があり
「ブログにやられた・・・(T_T)」(この言葉、最近よく聞きます!)
とご注文いただきました。(^.^)
今回は、DFV化のためのロッド、ロアブッシュの打ち替え、ダストブーツ、などなどケース以外をリフレッシュ。
同時にダンパーを外すときに故障を発見した、リアキャンバーを調整する偏芯ボルト(日産純正部品)も同時交換。
画像の黄色い丸が正常で赤い丸が故障ですが、赤の方はワッシャーのでっぱりが無くなっており、
これでは正確なキャンバーが調整できませんし、細かく言うと走行中に微妙に動くおそれがあります。
今回たまたま発見できたんですが、私もアライメント調整をやっていなかったら分からなかった部分です!
そんなこんながありながら、作業の方は無事完成しお客様と一緒に試乗しましたが、
仕様変更前と比べて細かい段差の吸収が全く違います!
分かりやすく言うと、ボディは動かず足だけが動いている感覚。
でも荷重のかかる高速コーナーなどはしっかりしていて、まさにいいとこどりの優等生って感じです。
その後、お客様がいろんな所を走られたみたいですが、大変乗りやすく大満足されていましたよ(^.^)
今回アップが遅くなりすみませんでした。
今後とも宜しくお願いいたします。