2017年2月4日
以前、車高調やホイールををご購入いただいた、S660(JW5)のお客様ですが、
かなり前からとっても気になっていたというパワーアップアイテム
「HKS フラッシュエディター」の取り付けを、ついに今回ご決断!
でも今回のお車はCVT車なので、私としてもM/T車に比べて強度的に少し不安があったんですが、
お客様といっしょにいろいろと調べ上げた結果、
CVT車のデモカーで様々なテストを行って作り上げたという、
関西サービスさんのオリジナルデータが入った
「フラッシュエディター関西サービスVer」をチョイスしてみました。
ちなみに関西サービスVerは、ハイオクオンリーのハイパワー仕様なので、
実は私も期待大です!!!(^.^)(^.^)(^.^)
さて作業の方は、通常のフラッシュエディターで車両情報を読み込み、関西サービスさんに送付。
到着後、オリジナルデータを車両にインストールします。
全てのインストールが終わると、パワーアップで熱量が増えるのを見越して、
番手を1つ上げたHKSスーパーファイヤーレーシングプラグに同時交換。
ちなみにノーマルは8番なので、今回は驚異の9番になります!
(9番は、普通車でもフルチューン車などに使う番手です)
そして、そんなパワーアップアイテムの作業が終わると、
お客様が心配していた油温など、エンジン状態の管理のためにメーターを取り付け。
今回はメーター設置場所の少ないS660に合わせて、1つのメーターで3項目の表示が可能な
「ブリッツ FLDメーター」をチョイスしました。
今回表示させる3つの項目は、「ブースト」「水温」「油温」。
ブースト、水温は故障診断カプラーから情報をもらいますので、
エンジン側の作業は油温センサーを取り付けるだけです。
ちなみに取付前のエレメント部分はこんな感じ。
エレメント付近のクリアランスがキツイS660には、
センサーアタッチメントに「ブリッツ TYPEH」を使います。
おかげで、クリアランスも全く問題無しでした!
そして配線を車内に引き込むと、あとはメーター本体の取り付け。
私自身メッチャ簡単に考えていましたが、
「ここは?」 「そこは?」 「あそこは?」
といろいろ試行錯誤してみたものの、なんだかしっくりこない場所ばかり・・・(-_-)
最終の完成形は、ステーを加工してこんな位置に取り付けてみました。
ここなら前方の視界もさえぎらず、運転中もメッチャ見やすいこと間違いなし!!!
なによりお客様にも喜んでいただけたので、私もホッとしました(^.^)
完成後に少し試乗させていただきましたが、震えるほど寒い気温でも少しアクセルを踏み込むと
「水温92℃」 「油温90℃」
今から油温対策を考えとかないと、真夏は油温がかなり上昇しそうです・・・(汗
なにはともあれ、これで今回の作業は全て終了。
パワーアップってドキドキ・ワクワクして楽しいんですが、その分リスクが増えるのも事実。
今回のお車のように、後付けメーターなどでしっかりとしたエンジン管理をする事で、
事前にトラブルの予防や対策が可能なんですよ。
ちなみにメーターって意外に高価なので、ほとんどの方が後回しになりがちなんですが、
いざエンジンが故障すると、羽の生えた諭吉さんがいっせいに飛んでいきますよ~(^.^)
今回は商品選びの段階からいろいろとご相談いただき、本当にありがとうございました。
「トルクの違い」を思う存分楽しんでくださいね(^.^)
今後とも宜しくお願いいたします。