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Zの問題とは?

2014年2月18日

昨日ご紹介したフェアレディZ(Z33)のお客様なんですが、車高調を組み付け後にアライメントを測定すると、

リアのキャンバー(ハの字)が、なんと-3度30分。

数字だけ聞いても分からない方も多いと思いますが、ちょっとしたレーシングカーぐらい角度がついています(T_T)。

そのままでも走行は可能なんですが、高価な20インチタイヤがあっという間に内側だけ摩耗し、お財布にはかなり厳しい状態・・・。

また接地面積も減ることで直進時の安定性も落ちますので、個人的にはオススメはできません。

(見た目はレーシングカーみたいでかっこいいんですが(^.^))

実はこの症状、Z33・Z34・E51エルグランド・V35・V36スカイラインなどに多い症状で、

車高ダウン量が多くなるにつれ、あるポイントを境に、一気にすんごい角度になってしまうんです。

でも、同じ車・同じ車高でもその角度は様々なので、一概に全ての車とは言えないところがやっかいなんです。

そこで、今後のタイヤ代や見た目などをお客様と相談し、対策部品として選んだのが

以前にもご紹介した、かゆいところに手の届く「アムテックス アライメントパーツ」

その中でもZ33・V35専用の「スカイライン V35/フェアレディZ Z33 リアキャンバーアームキット」をチョイスしました。

内容をご紹介しますと、まずロアアームフロント側(キャンバー用)を、より調整範囲の広いアームに交換。

リア側(トーイン用)は、根元の偏芯ボルトをより調整範囲の広い物に交換するため、リアメンバーに長穴加工を施します。

作業は以前にもエルグランドなどで経験はありますので、慎重な加工作業ながらも程なく終了。

逆にワイドなタイヤホイールがフェンダーに干渉しないように、ギリギリのキャンバー値にセットするのに少々時間がかかりました。

最後に再度アライメントを調整して、作業は全て終了!

4輪独立でリニアに動く「EDFC ACTIVE PRO」がZ本来の走りを最大限引き出します。

納車後にお客様に聞いてみると、EDFCのいろんな機能を楽しんでいるみたいで、とってもご満足の様子!

早速、納車時に設定していた16段調整を、ワイドレンジ最大の64段に変更されていましたよ♪

今回は何度もご来店いただきありがとうございました。

今後とも宜しく御願いいたします。

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