2015年10月10日
最近連続となるALTO TURBO RS(HA36S)ですが、
今回も初めてご来店のお客様に車高調を取り付けさせていただきました。
チョイスしたのは前回と同じく「TEIN FLEX Z」
とってもリーズナブルなお値段ながら、車高によって乗り心地の変わらない全長調整と、
幅広い16段の減衰力(硬さ)調整が標準装備の本格的な車高調です。
さて作業の方は、前回(2015年9月17日のブログ参照)リアのスプリングについてご紹介したので
今回はフロント部分を少しご紹介します。
まずボンネットを開けると向かって右側にエンジンコンピューターがあるんですが、
そのコンピューターを外すと左アッパーマウントが登場!(2段目画像参照)
「こんな場所だったら減衰力の調整も手軽にできないの?」
なんて思った方も多いと思いますが、ネジ2本ですぐに外れますのでお手軽な調整は可能です。
そんなフロントを交換し、リアの短いスプリングをセットすると作業はあっという間に完了。
仕上げはいつもの「匠 アライメント」です。
ちなみに、今回のアライメント調整後の画像が3段目中央にありますが、
キャンバー値(ハの字の角度)が、ほぼ左右同じ数字なのが分かりますでしょうか?
これは特別な部品を使ったわけではなく、ちょっとした組み付け方法を実践する事でこの数字に!
実は1台目のスプリング交換の時にこの方法を思いつき、その時に初めて試してみたんですが、
あとの2台も同じ方法でほぼ同じような数値になっていますので、
個体差や車高によっての違いはありますが、このやり方かなり使えそうです!(^.^)
普段お客様からよくしゃべるオッサンと思われていますが、実はやるときはやるオッサンなんですよ(^.^)
さて、そんな感じでアライメントは無事終了し、作業は全て終了!
4輪とも少し高めだったノーマル車高が、指2本の重厚感ある車高になり、
まさに「羊の皮を被った狼」に変身!
乗り心地も減衰力を上手く調整することで、純正のカドをとったようなマイルドな乗り味になりましたよ!
今回は初めてのご来店、本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。