2014年11月3日
以前タイヤホイールをご購入いただいた、フォレスター(SJ5)のお客様ですが、
今回は「フェンダーとタイヤのスキマが気になる」ということで、ローダウンのご相談をいただきました。
いろんなメーカーの適合・特性を調べた結果、全長調整式&減衰力40段調整でしなやかな乗り心地の
「クスコSTREET ZERO A(ストリート ゼロ エー)で!」
ということになったんですが、フロントのアッパーマウントがピロボールタイプの設定しか無く、
ほとんどご家族で乗られる事を考えると、
「将来異音の少ない、純正のゴムアッパータイプがあれば・・・(>_<)」
と、少し悩まれていたんです。
そこで、この事をクスコさんに相談してみたんですが、
「なんとかしましょう!」と一発返事!
なんと、特注製作で対応してくれましたよ(お客様もビックリされていましたよ( ・_・;))
商品さえ出荷できれば、あとは当店のセッティング次第。
今回の作業と同時にアッパーマウントなどは純正部品の新品に交換してリフレッシュし、
お客様ご希望の「さりげない車高で!」を実現するため、
フロント・リアともに約25mmダウンでセットさせていただきました。
また、リアの減衰力(硬さ)を調整するつまみも、3段目赤丸画像のように上のカバーだけ外せば
お客様ご自身で簡単に調整が可能で、使いやすい良い感じに仕上がりましたよ。
最後にアライメントを調整して全て終了!
になるはずだったんですが、ここで少し問題が発生!
25mm程度のダウンにもかかわらず、リアのキャンバー(ハの字の角度)が-2度を超えるような傾きになり、
そのままではタイヤの内側が偏摩耗する可能性が発覚したんです。(86・BRZなどと同じような現象です)
そこで急遽お客様に相談して、以前にも装着実績のあるアムテックスさんのアライメントパーツを追加。
リアには、もともと調整機能の無いキャンバーを調整するために、調整式ロアアームを取り付けし、
フロントも純正のキャンバー調整ボルトに、同じくアムテックスのキャンバー調整ボルト「EZカム」を追加する事で、
偏摩耗にならない適正な値に調整できました。
完成後に試乗も兼ねて減衰力をいろんなパターンで調整しましたが、ある程度のセットができあがると、
「ノーマル以上に超快適♪」
あまりの硬さで、ドリンクホルダーの缶コーヒーがこぼれる車高調時代を知っているオーナーさんも、
購入前は少し車高調に抵抗があったみたいですが、
「今の車高調ってこんなに快適なんですね♪」
と、かなりご満足の様子でした(^.^)
今回も遠方からご来店いただき、本当に有り難うございました。
今後とも宜しくお願いいたします。