2014年8月22日
お盆前のある日の朝のこと。
いつもオイル交換やメンテナンスで、当店をご利用いただいているロードスターターボ(NB8C)のお客様からお電話があり、
「朝子さん、ラジエーターサブタンクの水が無くて、クルマの下にはクーラントが・・・。お昼から仕事やに!」
とのこと。
急遽段取りしてご自宅に行くと、確かにサブタンクは空でお車の下にはクーラントが漏れたあとが・・・。
さらに現地で故障探求していくと、アッパータンク&パッキンの劣化で、
水温が上がりラジエーター内の圧力が上がる事で、その部分から漏れだしていました。
当然アッパータンクだけの修理も可能なんですが、修理後にある程度の期間が経過すると同じ部分から再び漏れ出す事があるので、
「今後も今までと同様、大切に大切に乗られるはず!」と確信がある私は、思い切って交換をオススメしました。
でも、その日はすでにメーカーがお盆休みということもあり、とりあえず代車をお貸しして盆明けの作業と相成りました。
そして休み明け早々に作業に取りかかりましたが、今回オススメしたのがラジエーターでは有名な
「KOYO(コーヨー)ラジエーター タイプS」
NA(自然吸気)のロードスターより少し厚いターボ用ですが、それよりさらに少し厚くなっていて、
渋滞のある街乗りや通勤に使われる方は、アルミラジエーターよりもこちらがオススメです。
さらに今回は私の判断で、ラジエーターホース(上下)、サーモスタットも同時交換。
年数が約10年経っていましたので、水の無いときに交換できる物は、ついでに交換しました。
(あとで別の箇所が水漏れすると工賃が合計2回かかりますので、絶対的にお得なプランなんですよ)
さて全て交換終了後に、クーラントを注入してエアヌキも実施。
以前より水温も安定して、真夏のパワーダウンも無くなると思います。
今回は作業終了まで大変お待たせしました。
今後とも宜しくお願いいたします。