2025年11月3日
車高調取り付け
ロードスター(ND5RC)の車高調を入れ替えて、ローダウンスタイルを保ちつつ、ショックアブソーバーのリフレッシュを行います。
お車は少し前にAutoExeのエアロパーツを取り付けたコチラのロードスターです。
現在使用中の車高調はネジ式車高調の『BILSTEIN B14』で、この車高調も当店で販売させて頂いた製品ですが、走行を重ねて経年劣化が目立ってきた為、新調する事になりました。
フィーリング的にもヤレてるのが分かりますが、車高調整部分を見ると若干ですがオイル滲みがあった痕跡があります。
オーバーホール、若しくは新調するタイミングという事ですね。
という事で現在の車高調を外して、仕様変更となる全長調整式&減衰力調整式車高調『HKS HIPERMAX R』に交換します。
BILSTEIN B14も良い製品ですが、減衰力は固定でした。
HKS HIPERMAX Rは減衰力調整機能が付いてるので、今までよりも更に自分好みに仕立てる事が可能という点がメリットです。
見比べると見た目はかなり違います。
アッパーマウントはHKSは専用品付属に対して、BILSTEINは純正アッパーマウントを使用。
なので、スプリングの形状も大きく異なります。
BILSTEINは純正アッパーマウントに合わせた形状のスプリングですが、HKSはストレート形状のスプリングなので、内径さえ合わせればスプリング交換でスプリング長とスプリングレートを容易に変更出来ます。
全長式とネジ式という事で、部品構成が違うのは言わずもがなですね。
どっちが良いとか悪いとかはなく、どちらにもメリット&デメリットはありますので、サスペンション形状はは好みで選んで頂ければOKです。
さて作業の方はまずはフロントを交換。
なるべく狙った車高になる様に予め全長とスプリングセット長を調整して取り付けます。
今回は予め長さをセットしていたので苦は無かったのですが、別アングルで見ると全長調整のロックシートが、車載状態では位置的にアッパーマウントと被り気味です。
今後調整する事があれば車高調レンチは振り難そうですよねww
気にしていても構造上仕方ないので、フロントの交換後はリヤの作業を進めます。
リヤはフロントと違ってヘルパースプリングが付いてますね。
そしてリヤも交換完了。
リヤはヘルパースプリングが付いてるので、スプリングセット長を変更する際にコントロールアームが少し邪魔な位置ですねww
一度セット長が決まると、以降調整する事は殆どないと思いますので、まぁよしとしましょうww
で、車高調整後はこんな高さになりました。
作業前と比べると変わったかどうか曖昧なレベルで車高は上がってます。
ストリートでもサーキットでも軽快に気持ちよく走るには、このくらいの高さが良いですね。
という事で車高調の入れ替えは完了致しました。
少し慣らして頂いてからアライメント調整を行い、そこからはガンガン使い倒して頂きたいと思います。
今回選択して頂いた車高調はHKSがマルチパフォーマーと表現するくらいの懐の深さがあり、ベースとなるステージはスポーツ走行のサーキットですが、ワインディング等のストリート走行も難なくこなせるオールラウンダー車高調です。
スポーツ走行性を重視しつつも、ストリートでの走り心地も大事という方向けの、高性能スポーツサスペンションというイメージです。
オーナー様の求める性能的に、ピッタリの車高調ですね。
御利用有り難う御座いました。
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