2023年12月21日
冬と言えばスタッドレスタイヤやタイヤチェーン等、どうしてもタイヤに着目しがちですよね。
そんな重要視されるタイヤと同じくらい着目して頂きたいのが、バッテリーなんです。
結構な確率でバッテリーは軽視されてますが、冬は老朽化(弱った)したバッテリーだとエンジンの始動が出来ないなんて事は珍しくありません。
「さっきまで大丈夫だったのに!」なんて事もよくある話です・・・
ですので、凡そ3年以上使用しているならば、バッテリーは交換した方が無難だと思って下さい。
それ以上の継続使用も可能かもしれませんが、出先でバッテリー上がりを起こすとロードサービスを要請したり等で、暫く身動きが取れなくなります。
車は日常の足として便利な反面、トラブルが起きるとただの置物と化し、不便極まりない状況に陥ってしまいます。
そうならない為にもバッテリーの早期交換が大事です。
そんな訳でバッテリー交換の御紹介です。
まずはノアのバッテリー交換ですが、こちらのお車はバッテリーが上がってしまってブースターケーブルで繋いで、エンジンを緊急始動させての御来店です。
ブースターケーブルを搭載していたので、ロードサービスを呼ぶよりは早期復帰が可能になってますが、やはりバッテリーは上がってしまう前の交換が理想ですね。
しかも使用中のバッテリーはいつから使用してるのか全く不明です。
そんなバッテリーの代わりに用意したのは『ECO LONG SAVE』です。
バッテリーが決まれば後は交換するだけですね。
バッテリー上がりですが念の為にバックアップを取りながらバッテリーを交換し、後は簡単なメモリーの確認ですが、時計は初期値の時刻を表示してましたが、パワーウィンドウやラジオ等のメモリーは生きてました。
アイドリングストップ車ではないので、これにてバッテリー交換終了です。
続いてもう1台のバッテリー交換です。
お車はN-WGNです。
こちらはバッテリー上がりまでは劣化していませんが、ラベルを確認すると5年も使用しています!
アイドリングストップ機能が機能しなくなったらバッテリー交換時期のサイン。
とは言われてますがあくまで簡易的な目安にしかならず、正直そこまでの状態になると車がSOS信号を発してる状態です。
端的に言えば車が「エンジンを止めたら次は掛からないかもしれない・・・」という判断をして、トラブル発生を防止してくれてるだけです。
そんな状態で目的地到着で安易にエンジンを停止すると・・・
気付かなかった・知らなかったという心境だとは思いますが、バッテリー上がりを誘発するだけです。
そしてバッテリー上がりが発症すると大半の方はパニックに陥ると思います。
感覚的には出先から急に帰宅出来なくなる形になるので当然かもしれませんが・・・
しかしながら5年使用したバッテリーでも、自走は出来ている状態なのでパニックになる前にとっとと交換してしまいます。
N-WGNはアイドリングストップ車なので使用するバッテリーは、『Panasonic caos/A4』のアイドリングストップ車専用品を使用します。
バッテリー自体の交換は数分で完了ですが、アイドリングストップ車特有のアイドリングストップ機能復帰の儀式、バッテリー充放電積算値リセット作業が必須です。
そんなリセット作業も慣れてしまえば数分で完了です。
後は確認の為に店舗外周を試走し、アイドリングストップ機能が復帰している事を確認したら、作業完了です。
このままお引き渡ししようかと思いましたが、あからさまにタイヤ空気圧が4輪共かなり低下しているので、タイヤ空気圧調整をしてからお引き渡しさせて頂きますw
因みにタイヤ空気圧は規定の半分程しか充填されていませんでした・・・
バッテリーとは関係ありませんが、安全の為にタイヤの空気圧もたまにはチェックしてあげて下さいねww
そんな感じで2台のバッテリー交換作業紹介でした。
電子パーツはタイヤやワイパー等の様に、目視で「そろそろ交換かな?」という判断が出来ませんよね。
そんな電子パーツの根源、バッテリーの交換はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。