2014年8月24日
毎日、大量の汗を流しているのに、一向に体重が減らないP長です。
本日もディーラー様からのご依頼で、ベリーサのアライメント調整です。
『タイヤが内減りしていたので前輪2本だけ交換、足廻り損傷なし、ステアリングセンターが右に傾いている(ハンドルを真っ直ぐにすると左に流れる)』との事でした。
測定前に車両チェックです。空気圧OK・下回り損傷ガタ等なし・リヤタイヤはスリップサインが出始めているが偏摩耗なし。
測定してみると、大きな狂いもなく順調に作業が終了し、いざロードテストへGO。
がしかし、ステアリング位置が直っていない? 再度測定してみるも、数値的には問題なしなのでタイヤを疑い、交換していないリヤタイヤを左右入れ替えてロードテストへ。(すり減ったタイヤだと良くある事なので)
が、改善せず。思い切って新品をリヤへ前後ローテションし走ってみると、なんと今度はステアリングセンターが今までとは反対の位置へ。結果、ステアリングセンターのズレは、タイヤが原因と判明し、ディーラー様にご連絡。
追記
※前後タイヤ異形・摩耗したタイヤでもアライメントの測定調整は可能ですが、今回のように数値的にOKでも走行してみるとステアリング位置がズレてしまう事がございますので、正常な残溝のタイヤでのアライメント調整をお勧めしております。