2022年3月22日
南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。
さて本日の作業はハブ周りの防錆施工です。
と言ってもハブ単体まで分解する訳ではなく、実際にはブレーキローターベルハット部を中心に施工する感じです。
まずはホイールを外して状態を確認します。
かなり綺麗な部類ではありますが、ハブとローターの境目辺りが錆が出ています。
このまま放っておいても改善はせず、錆が広がるばかりなので、「このくらいの状態なら・・・」と考えたくなるとは思うのですが、早期対策した方が後々の事を考えると得策だと思います。
そんな訳で防錆処理を施工させて頂きます。
まずは可能な範囲で、錆や汚れを落とします。
カップワイヤー等を使用して錆と一緒に塗装も削るので、こんな風に鉄の地金剥き出しになります。
最初より綺麗ですが、このままでは余計に錆びてしまいますww
次の工程は赤茶色の錆は今以上に広がって欲しくないので、錆転換材で害の少ない黒錆に変化させて、錆の発生の抑制を狙います。
転換材の次は削ってしまった塗装部分を黒く塗装して、最後に透明の防錆剤を上塗りして完成です。
※今回は写真がフロントの1ヵ所分しかないですが、四輪分全て施工しています。
この部分はどうしても水捌けが悪く錆び易い部分なので、定期的な施工がお勧めです。
一回施工すると半年~一年くらいは効果がありますので、年一回の施工が目安ですかね。
今回の錆は言う程酷くはなかったわけですが、これがかなり酷いとブレーキローター表面が錆で細かい凸凹状になるので、ホイール取り付け時にしっかり締め付けても密着が悪く、ナット締め付け時にハブボルトに負担が掛かり易く、ナットが緩み易いというかそもそも均等に締め付けれるかも怪しいですww
取り付け精度が甘いと、ホイールが横ブレしながら回転し易いかも知れません。
取り付け精度維持の点でも、ここは綺麗にしておくに越した事はありませんよ。
ハブ周りの防錆は、コクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。
※ここ最近は大変混み合ってますので、作業入庫は事前予約をお願い致します。