2022年3月24日
南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。
本日の作業紹介は、イグニッションコイル交換です。
作業車両は人気車両のZC33Sスイフトスポーツです。
コンパクトなボディサイズに、ターボチャージャー搭載エンジンで、ストリートからサーキットまで幅広く楽しめそうな1台ですね。
そんなスイフトスポーツのエンジンルームはこんな感じで、エンジンは横置き搭載です(FF)。
DOHCエンジンなのでイグニッションコイルはエンジン上部に付いてますが、ボンネットを開けただけではイグニッションコイルは見当たりませんね。
ですのでまずはこの吸気ダクト廻りから分解します。
吸気ダクトやエアーエレメント等を一式ゴソッと外すと、イグニッションコイルが出てきます。
後はイグニッションコイルを交換して元通りに吸気パーツを組み付けるだけですね。
今回のイグニッションコイル交換は不具合発生での修理目的ではなく、高性能化を狙っての交換作業なので、用意した部品は『HIGH SPARK IGNITION COIL&NGK Premium RX』です。
走行距離はまだ浅いので、プラグも現状では何も問題ないですが、イグニッションコイル交換時はプラグも新品に交換する方が、両方の部品の負担が緩和出来ると思います。
多少でも消耗したプラグよりは、新品の方がストレスなく点火し易いのは言うまでもありませんよねww
【プラグ】
左)NGK社外新品RXプラグ
右)NGK純正使用済みプラグ
使用した方は多少の焼けはありますが、リーン(燃料薄い)でもリッチ(燃料濃い)でもなく、綺麗な焼け色です。
純正エンジンに純正吸排気パーツなので当たり前ですね。
【イグニッションコイル】
上)HIGH SPARK IGNITION COIL
下)純正イグニッションコイル
相変わらず「HIGH SPARKS」の刻印があるかないかの違いしか分かりません。
側面から見ると・・・
一緒にしか見えませんww
比較が終わったので、早速交換します。
まずはスパークプラグをPremium RXに交換し、次にイグニッションコイルをHIGH SPARK IGNITION COILを取り付けます。
交換作業はたったこれだけです。
純正の部品と入れ替えただけですね。
今後交換する事はないとは思いますが、念の為に外した正常な純正部品一式はユーザー様にお返しお返し致します。
万が一製品不具合が出ても、純正戻しという応急手段はあった方がいいですからね。
作業の方は吸気パーツを戻して、各部チェックをして・・・
最初のこの状態まで元通り復元したら、初期学習の為に暫くアイドリングで放置します。
時間にして10分前後でしょうか。
アイドリングさせながら、作動中のエンジンの状態を確認しますが、特に問題なくエンジンは回転しているので、プラグの締め付け不良で圧縮漏れという事も無さそうです。
メーター内のインジケーターランプで、エンジンチェックランプも点灯しなかったのでひとまず安心。
初期学習はこれで完了したので、後は走りながら更に学習させて頂く感じですね。
この商品は体感し易い様で、付けた方皆様が大絶賛です。
・加速が良くなった
・レスポンスが良くなった
・エンジンの振動が減った
・パワー感の向上
等々、人によってレビューは様々ではありますが付けて損したとか、体感出来なかったとかは今の所聞いた事がないんです。
付けるにあたりNGKのスパークプラグ推奨という事で、今回は定番のPremium RXをセットさせて頂きました。
プラグもコイルも性能アップ品に交換してるので、より体感し易いと思います。
HIGH SPARK IGNITION COILは取り付け可能な車種が多いので、付けてみたい方はコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。