2021年12月19日
ハイト系のお車って室内が広く使えて便利なのですが、背が高いが故に走行中の安定感がやや欠けるのは致し方ありませんよね。
そんなふらつき易い背の高い車で安定感を出そうと思うと、サスペンションやスタビライザー等の足廻りの強化や、ボディ補強なんかが手段として思い浮かびますね。
お手軽なのはスタビライザー強化や簡易的なボディ補強です。
今回選択した手段は「ボディ補強」です。
施工するのはこちらのN-BOXです。
今回はタワーバー等のサスペンション上部周りを補強するのではなく、下側のクロスメンバーに補強を入れるので、まずはリフトで車体を持ち上げます。
下側はこんな構成になっていますw
今回着手するのはクロスメンバーの固定ボルトの脱着ですので、この辺りにブレースバーが付く感じです。
付ける製品は『tanabe SUSTEC UNDER BRACE』です。
アルミ製で厚みも薄く軽量に作られています。
真っ赤で派手なカラーですが、車体下側に付く製品なので停車時なんかでは視界に全く入らず、ドレスアップ効果は薄いです・・・
取り付けは簡単ですが、マフラーを付けたまま作業するのはかなりスペースが少なかったですww
クロスメンバーの取付ボルトに共締めするだけなので、作業自体は物凄く簡単な筈なんですが・・・
取り付け後はカラーリングも相まって、ブレースバーの主張が激しいですね。
でも車体を持ち上げないと見えないんですww
見た目よりこの手のパーツは効果に期待ですね。
ブレースバーと純正配管がかなり近い事もある様ですが、このN-BOXでは何の問題もありませんでした。
干渉しそうな場合は付属のスパイラルチューブを取り付ける形になる様です。
何もなかった所に左右を繋ぐ補強が入ったので、車体の捩じれを抑えてカーブは曲がり易く、直線では安定感が向上したと思います。
ですが敷地内を動かしただけでは何も分かりませんでしたw(鈍感だから?・・・)
オーナー様に暫く乗っていただき、次回来店時のインプレに期待したいと思います。
そんな訳で取り付けは完了です。
リフトを降ろして見てみると、当たり前ですがブレースバー取り付け前と、見た目は何も変わりませんねww
でもそのぐらい自然な取り付けが出来る製品なので、室内空間が狭くなる事もないですし、これで車の性能が上がるなら付けて損はないですよね。
室内空間を制限しない車体下部の補強、ハイト系やミニバン等では特にお勧めですよ。
補強は簡単な補強からロールケージやスポット増し等のハードな物まで色々です。
気になる方はコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。