2021年12月23日
人気の50系RAV4のリフトアップ作業です。
車高調やスプリング交換でのリフトアップ手段もありますが、お手軽なアダプターキットでリフトアップします。
元はこんな感じの車高ですが、約1.5インチリフトアップする予定です。
SUVなので純正状態でも十分なフェンダークリアランスを確保していますが、人気のオフロードスタイルにする為にリフトアップを行います。
使用するのはACCのEZアップのアダプターキットです。
純正サスペンションを丸々活用してのリフトアップなので、ダンパーもスプリングも純正を使用します。
ACCのキットにはないので、別途アムテックスのキャンバーボルトも用意させて頂きました。
これでリフトアップでずれてしまうキャンバーを補正します。
まずはフロントですが、サスペンションのスプリングなどを外す必要はなく、サスペンションを丸ごと降ろしてアダプターをドッキングして、元通りに車体に戻します。
ナックル固定ボルトは上側のみキャンバーボルトに変更しておきます。
後でアライメント調整も行うので、ボルトの向きは暫定でセットします。
スタビリンク固定位置も変わるので、こんな感じでアダプターを取り付けます。
これでフロントは完了です。
続いてリヤですが、スプリングとサスペンションアームの間にアダプターを挟みます。
フロントもそうですが、覗き込まないと分かりませんね。
リヤは下から見るとアダプターが追加されてる事がよく分かります。(画像はありませんが・・・)
前後共取り付けが終わり、軽く試運転して異音や不具合がない事も確認し、その後にアライメント調整です。
普段は初期馴染み完了後にさせて頂くのですが、今回は遠方のユーザー様で何度も御来店頂くのは少し難があるという事ですので、一気にアライメント調整まで行います。
キャンバーボルトがアライメントで大活躍で、フロントキャンバーは左右差なくバッチリ調整できました。
やはりリフトアップする場合には必須パーツですね。
そんな感じで全ての作業が完了したら、こんなスタイリングになりました。
分かりにくいと思うので、真横からの画像を載せておきます。
【純正】
【EZアップ取り付け後】
こう見ると作業後はリフトアップされた事が分かりますね。
上がっただけでなく、純正では前傾姿勢気味ですが、リフトアップ後は姿勢が水平に近くなり、スタイリングは格段によくなりましたね。
やっぱり姿勢は水平気味の方が見た目がいいですよね。
足廻り交換やアライメント調整は、コクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。