プレオ（RV1）　車検

2021年10月21日

プレオ（RV1）の車検入庫です。

生産されてからの年数を考えると色々交換が必要な気もしますが、年間走行距離がかなり少ないので、総走行距離計はなんと約44,000ｋｍです。

シビアコンディションというやつですねｗ

下回りのゴムブーツ関係はまだ交換しなくて大丈夫で、タイヤや灯火類等にその他諸々点検してますが、必須交換項目が殆どなく、今回の車検は基本的な油脂類の交換がメイン作業内容です。

とはいえ交換が必要な所もあります。

特に右のヘッドライトなんかがそうですねｗｗ

レンズが凄く曇った状態で、光量不足で車検が危うい状態です。（因みにこれでヘッドライトクリーニングは試した後の状態です）

ヘッドライトクリーニングも万能ではないので、今回の様にクリーニングを施工しても改善が見込めない場合は、レンズユニットの交換となりますね。

ヘッドライトユニットの脱着は、バンパーを外す必要があるので少々時間が掛かります。

なので同じく時間を要する作業のLLC交換と同時進行を計りますｗ

エア抜きでエンジンを掛けた状態になるので、回転している補機ベルトに指を持っていかれない様に気を付けながら、ヘッドライトユニットを外します。

そんな感じで無事外れたので新品と並べてみたら、笑えるほど状態の違いが明らかです。

外した方は内部のメッキリフレクターがほぼ見えませんが、新品は眩しいくらいの輝きを放ってますｗ

いやぁでもまだ生産終了部品になってなくて良かったです。

まだLLCエア抜きに時間が掛かりそうなので、ついでに防錆作業も済ませてしまいます。

まずは錆を出来るだけ落としてから、必要に応じてシャーシブラック塗装をし、防錆剤を吹き付けていきます。

後は初期乾燥させて液剤を定着させます。

これで暫くは錆の心配をせずに済みますね。

そんな感じで作業を進めてヘッドライトレンズユニットも交換したりしてると、LLCも丁度いい感じに作業完了したので、メイン作業がほぼ終了です。

後はバンパーを戻して、その他細かい作業をして整備は完了です。

最後にバンパーを戻してヘッドライトを確認すると、この部分だけ新車の様な状態に・・・

今回は右側のみ交換で左は元々はそこまで気にならなかったのですが、右が新品になるとまぁそうなりますよねという結果で、曇った感じに見えてきちゃいますｗｗ

今回はコスト面も考慮して片側交換ですが、まずは何よりも車検に無事通る様にする事が優先です。

ですので見た目は二の次となっています。

左の光量は足りてるので、これで保安基準上は何も問題ありません。

実際にこの状態で完成検査に持ち込みましたが、無事合格となりましたよ。

これでまた２年間車検付きになりましたが、年数的にタイミングベルトもそろそろ交換させて頂きたいですし、ラジエターの樹脂タンクも心配なので、次回の車検はコストが掛かりそうです・・・。

ですがメンテナンス次第でまだまだ乗れますので、大事にして頂きたいと思います。

車検のお見積りは無料です。

お見積りだけでもコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。