2021年8月8日
せめて車検時はしっかり点検整備しましょうね
本日のご紹介はお車のメンテナンスについてです。
エアクリーナーやスパークプラグ、点検や交換されてますか?
昔はご自身で交換される方も多かった消耗品ですが、最近では『存在すら知らない』『そういえば忘れてた』なんて方が大半ではないでしょうか?
エンジンが回転するには、ガソリンと空気の混合気にスパークプラグで火花を飛ばし爆発させる必要があります。
エアクリーナーはエンジンに必要な空気を取り込む際に異物が混入しないように装着されているフィルターです。
エンジン始動時に常に空気が通っている箇所のフィルターなので汚れない訳がないですよね。
案の定こんなに真っ黒けになっていました。
そしてスパークプラグがコチラ。。。
最近のお車はロングライフのプラグが採用されていうケースも増えましたが
それでも毎分数百回~数千回電気火花(スパーク)を発生させるので電極は痩せてきます。
左の新品に比べて右側は先端が丸まっていますね。
今回ご紹介している車両はこちらのN-BOX。
車検入庫での各種メンテナンスをさせていただきます。
N-BOXのエンジンルームがコチラ。
最近のお車はボンネットを開けてもエンジンそのものが見えなくなってますね。
見た目は良いのですが、ユーザー様自身で手軽にメンテナンスが出来なくなっちゃいました。
という事で、『メンテナンスに自信がない』『今のお車の状態が知りたい』そんな方は当店にご相談くださいね。
インテークダクトを外すと、エンジンの上部とスパークプラグに高電圧を送るイグニッションコイルが見えます。
右側のエアクリーナーBOXの蓋を外すと、エアクリーナーエレメントが見えますね。
冒頭にご紹介した真っ黒に汚れたエアクリーナーを外して新品を投入!
これでエンジンが必要な空気をストレス無く供給できますね。
アクセルを踏んだ時のレスポンスや燃費などが向上するので、
定期的に点検を行い、汚れていれば交換しましょう。
スパークプラグはイグニッションコイルを取り外し、専用のプラグレンチで交換します。
イグニッションコイルも消耗品ですが、今回はそのまま再使用いたします。
プラグの取付時は規定トルクで締めるためトルクレンチを使用します。
続いてメンテナンスの定番
エンジンオイル交換です。
交換時期が過ぎていたのでオイルも結構汚れていました。
オイルエレメントは前回交換時にしめすぎていたのか、
それともゴムパッキンへのオイルの塗布が不十分だったのか
ブロックとパッキンが固着して回りません。。。
専用のカップレンチでは回らないので、潰しこんで回す特殊工具で何とか取り外せました。
外したエレメントはかなりボコボコになりました。。。
新品エレメントはパッキンにしっかりオイルを塗布し、規定トルクで締め付けます。
もちろんオイルを抜いたオイルパンドレンボルトも新品のガスケットに交換の上、適正トルクで取り付けていますよ。
続きましてはバッテリーの交換。
アイドリングストップ車両ですが、バッテリーが劣化しアイドリングストップが停止していましたので交換です。
チョイスしたのは当店人気のパナソニックカオス
アイドリングストップ車専用バッテリーで、しかも大容量なので安心です。
今まで頑張ってくれたバッテリーを取り外し
ブルーが眩しい新品カオスを取り付けます。
提携の認証工場にてブレーキパッドの交換とブレーキフルードの交換、
ドライブシャフトブーツが破れていたので、リビルトのドライブシャフトASSYをご用意し交換させていただきました。
最近のお車は昔に比べて故障が少なくなりましたが、それでもメンテナンスは必要です。
2年に一回(新車初回は3年)の車検時にはしっかり点検を行って、必要な消耗品の交換を行う事をお勧めします。
コクピットさつま貝塚は南大阪・泉州地域のタイヤ専門店ですがお車のメンテナンスや点検もお任せくださいね。