2021年7月2日
昔のお車はヘッドライトはガラス製だったので、劣化して黄ばんだり曇ったりという事は無かったと思いますが、現在公道で見掛けるお車の殆どは樹脂製のヘッドライトレンズです。
樹脂になってデザイン面での自由度が高くなったというメリットはありますが、同時にガラス製に比べて劣化が目に見えて分かるぐらい酷くなるいうデメリットも生まれました。
勿論レンズ丸ごとゴッソリ交換すれば、見栄えが良くなりますがコストが結構掛かってしまうんです。
純正HID車や純正LED車なんかはビックリする値段の物もありますね。
ですので、黄ばんだ部分を削ってしまってコンパウンドとポリッシャーで研磨し、最後にコーティング剤を塗布するというレンズクリーニングがオススメ。
新品レンズ程の耐久力は見込めませんが、結構綺麗になりますよ。
それでは作業開始ですが、まずは元の状態です。
左右共に黄ばんでしまって、至近距離まで寄ってやっとバルブ類が視認出来る感じです。
これがどこまでのレベルまで回復するかですねww
『右』
『左』
ここまで白濁して黄ばんでるとライトの透過性も性能ダウンだと思います。
酷い場合は車検のヘッドライトテストで不合格なんて事も・・・
その際は研磨剤で磨いてしまえば車検は大丈夫ですが、コーティングをしないとあっという間に元通りです。
途中工程をすっ飛ばしまして、いきなり完成です。
『右』
『左』
新品とまではいきませんが、かなり回復したと思います。
ヘッドライトの明るさも多少改善した気がしますww
効果持続期間は約6か月~1年です。
効果が短いという方は新品レンズに交換で、定期的にクリーニングして、併せてメンテナンスもするという方はクリーニングでコストカットという感じですかね。
最後に作業前と作業後を載せておきます。
作業後は断然クリアになりました。
興味のある方はやってみては如何でしょうか?
レンズクラックは取れませんが、かなり綺麗になりますよ。
※元のレンズの状態によっては当作業をお断りさせて頂く場合が御座いますので予めご了承ください。
大阪南部のタイヤショップですが、メンテナンスも行っております。