2021年7月1日
和光ケミカル(WAKO'S)のエンジンフラッシング剤、『eクリーン+』を注入してのオイル交換作業です。
従来通りのフラッシング剤は、注入してアイドリングで暫く放置してフラッシング完了の即効性タイプです。一方、eクリーン+は遅効性タイプで、次回オイル交換時までエンジン内部に入れっ放しで、走行しながら汚れを落とすタイプです。
使用方法はとっても簡単で、新しいエンジンオイル注入時にオイルと一緒に混ぜるだけです。
パッケージがアルミボトルに変更になって使い易くなりましたが、注入時はよく振りましょうww(ボトルにもちゃんと記載があります)
オイルに混ぜるだけで、eクリーン+注入量を含め、規定値までオイルを注入すればOKです。
通常のオイル交換と手順は殆ど変わりません。
しかもアイドリングで待つ必要もないので、作業時間の短縮にもなります。
作業は普段通りです。
古いオイルを抜いて、ドレンプラグを規定トルクで締めて、eクリーン+を混ぜた新油をフィラーキャップ部からこぼさないように注入するだけです。
最後にレベルゲージで油量を調整して終了です。
普通のオイル交換作業みたいですが、忘れてはならないのが『フラッシング剤』という事なので、走行中に汚れが結構取れます(エンジンの状態によります)。
ですので、eクリーン+注入時にオイルフィルターを同時交換したとしても、次回は必ずオイルフィルターの交換が必要です。
ちなみに今回の車両は走行距離が約140,000kmでした。
eクリーン+を定期的に添加してるので、酷いカーボン/スラッジはあまり無いように思います。
タペットカバーまで開けてないので、詳しくは分かりませんがww
あまりにも酷いヘドロ状のコンディションにコレを使うと、多分汚れも落ちますが落ちた汚れがオイルの通路を詰まらせると思います。
そうなるとオイルが循環せず焼き付いてエンジンブロー一直線なので、使用される方はオイル管理をしっかりしつつ、オイル交換だけでは取れない汚れが溜まったかなという段階での使用がオススメです。
判断が難しい場合は可能な範囲で、お手伝いさせて頂きます。
大阪南部のタイヤショップですが、オイルやバッテリー等の点検や交換もやってます。