2019年9月22日
今回は車検作業のご紹介です。
まずはこちらの作業からです。
何をしてるか分からないですよねww
専用の機械でCVTフルード、所謂ミッションオイルの交換です。
それが終わると今度はリフトで車体を持ち上げて、交換時期がかなりオーバーしてしまったエンジンオイルとオイルフィルターを交換しつつ、
溝は残っているけど、経年劣化でヒビだらけになったタイヤの交換です。
ローテーションされてないので前輪のみ新品になってますが、ずっと後輪に付いてたタイヤは溝が減らずにゴム自体が限界に達しました。
タイヤの次は補機ベルトの交換です。
アンダーカバーを外してしまえば19mmのメガネレンチ一本で交換出来ます。
オートテンショナーは張り具合の調整が無いので簡単ですねww
まずは元のベルトを外します。
ベルトの取り回しをよく確認して外しますww
外れたら新品と比べてみます。
異音が出てる訳でもヒビが入ってる訳でもないですが、ゴムの劣化が激しいので切れる前に予防交換です。
因みに右が新品、左が外した物です一目瞭然ですよねww
後はテンショナーを緩めた状態で新品ベルトを付けて、メガネレンチを外せば勝手にベルトを張ってくれます。
ベルトがずれて掛かってない事を確認したらアンダーカバーを戻して完了ですね。
お次は簡単なエアーエレメントの交換です。
蓋を開けて交換して終了です。
それからスパークプラグの交換です。
これが今回一番大変な作業です。
普通の直列四気筒エンジンですが、ワイパーカウルの脱着が必要です。
バラバラにしてワイパーカウルがあった場所の真下辺りを見ると、イグニッションコイルがあります。
手探りでも交換出来そうですが、ワイパーカウルを外した方が早そうなのでパパッと外しちゃいました。
ワイパーカウルがあって、イグニッションコイルにもゴムブーツがあるので大丈夫とは思いますが、ここって雨水とか掛かり易そうだなぁと思ってプラグを外して見ると・・・
やはりプラグホールに水が浸入する様で、かなり錆びてました。
いやぁ目視出来ない所で折れなくて良かったww
交換に使うプラグはNGK プレミアムRXプラグです。
外し難いお車や交換するにあたり色んなパーツ脱着が必要な、工賃が高めの車種はいい物を使って交換サイクルの延命がオススメです。
最後に外したワイパーカウルやワイパーのモーター類を戻してプラグは完了です。
プラグを交換した後はエンジンの始動性も断然良くなりました。
吹け上がりも軽くなったので燃費も改善出来そうですね。
オイル交換やベルト交換等の影響もあると思いますがww
後は細々とした部品の交換や、添加剤の注入等を済ませたら完了です。
これだけメンテナンスしてあげれば暫くは安心してお乗りになれますね。