2026年3月29日
イグニッションコイル&スパークプラグ交換
ライフ(JB5)の点火システムメンテナンス作業です。
ほぼ問題ない様なのですが、稀に?不定期に?失火症状が出る事があるそうで、アイドリング時にエンジンの振動増加、アクセルペダルを踏んでも中々エンジン回転数が上がらない、といった事がある様です。
エンジンチェックランプは点灯していませんが、恐らく点火系だとは思いますし、以前部分的に点火系の交換をされてるそうなんですよね。
という事は交換していない部分の点火系が怪しい気がします。
なのでまずはエンジンルームを拝見致します。
まず見た目で判断材料となるのがコレ。
「イグニッションコイル」ですね。
JB5ライフは3気筒エンジンですが、イグニッションコイルは6本使用されているので、全数交換となると高額修理になってしまう為だと思われますが、手前側は真ん中だけ社外品に交換、奥側は右端だけ交換と、2本だけ部分交換されてるようですね。
そうなると交換した部分の火花は問題ありませんが、他の部分は能力が低下したままなので、失火症状が出る可能性も高いです。
【手前側】
【奥側】
【全体】
部分的に機能回復を行うと他にしわ寄せがいってしまうという事は、整備ではあるあるなので今回は交換済みのイグニッションコイルも含めて全て交換させて頂きます。
ただ、純正のイグニッションコイルを見積りするとびっくりするくらい高額でしたので、少しでもコストダウンをする為に、社外品で対応したいと思います。
という事で用意した部品一式がコチラ。
NGKの標準スパークプラグとイグニッションコイル、それぞれ6本ずつです。
社外品とは言えNGK製なら品質に不安はありませんよねw
イグニッションコイルの形は純正とは形状が異なりますが、現状2本交換されている日立製と同様の丸みを帯びた形状の様ですね。
使用するには何の問題もありませんので形状違いはOKです。
スパークプラグは先端の細いイリジウムプラグではなく、昔ながらの1本数百円で購入出来る黄箱パッケージの標準プラグです。
イリジウムプラグにした方が効率は良いですが、6本もあるとそれなりに価格アップとなるので、今回は性能復帰第一という事で標準プラグを採用しました。
それではゴミが入らない様に1本ずつ順番に交換していきます。
交換はパッケージに記載されている規定トルクでスパークプラグ交換を行い、新品イグニッションコイルを取り付けて完了。
⇩⇩⇩⇩⇩
そしてコチラが取り外したイグニッションコイル6本です。
どれも見た目は大したことないかなぁと思いましたが・・・
手前側1番シリンダーのイグニッションコイルがかなり焼けていました。
他の交換されていない純正イグニッションコイルは、こんな感じで良く見かける程度の焼け具合で特に問題なさそうです。
失火が出てたのは焼け具合が酷い1番のイグニッションコイルだったかもしれませんね。
そして外したスパークプラグはコチラ。
距離は全然走ってないそうですが交換してから2年くらいは経過しているそうです。
標準プラグの割には角がすごく綺麗に残ってます。
イコール全然減ってないという事ですね。
とは言えイグニッションコイル側が原因で失火があったとなると、スパークプラグにも当然の様に負担が掛かっていますので、不安材料を潰すという意味合いで、見た目的に問題無さそうでも交換させて頂きました。
そんなこんなでNGKセットとでも言いましょうか、イグニッションコイルとスパークプラグの交換は完成。
この後暫くアイドリング状態にしていましたが、全くカブる様子も失火する気配もありませんでした。
何度か軽く中回転域まで吹かしてみましたが、ここでも失火は無く綺麗にエンジンは吹け上がっていました。
ECUに失火履歴も残ってなかったので、一旦これで完成とさせて頂きます。
症状をお聞きした感じでは点火系で間違いなさそうですので、これできっと修理完了になると思います。
現在症状発症中ならトラブルシューティングし易いのですが、症状が出ていない状況でECU履歴も無いとなると、推察での御対応しか出来ないので難しいですが、お客様負担が増えるので出来るだけ誤診は避けたいところです。
今回点火系を一新しましたので、次に加速不良等の症状が出た場合は、空燃比を疑った方が良さそうですね。
そんな「次」が来なければ一番いいんですけどね・・・
御利用有り難う御座いました。
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