2026年3月2日
アライメント調整
フェアレディZ(Z34)のアライメント調整を承りました。
御利用有り難う御座います。
V35スカイラインクーペからZ34フェアレディZへお乗り換えになられたそうなのですが、どうもアライメントがズレている様な感覚で、走行中に車体が安定しないとの事。
既にタイヤは新調されているので摩耗状態は調べようがありませんが、オーナー様曰く左右で摩耗状態が全然違ったという事を伺っています。
左右でタイヤ摩耗状態に明らかな差があったというのは、確かにアライメント調整不良の可能性がありますね。
ユーズドカーは以前のオーナー様のお車に対しての扱い方が分からないので、度々こういった「購入して乗り出したはいいけど、真っ直ぐ走り難いし何かおかしい・・・」という事が起こります。
なので、ユーズドカー購入後はお車の状態確認という感じで、まずはアライメント測定をしてみるのもアリですね。
そんな訳でアライメント調整開始です。
まずは測定して現状の各数値を確認。
結果はリヤトーの左右差が大きいのと、フロントトーの強烈なトーアウトでした。
この2点が安定感を欠いてしまっている原因ではないでしょうか。
という事は安定方向に数値を修正すれば、アライメント調整で症状改善は出来そうです。
そうと決まれば調整あるのみですね。
Z34は前後のトーとリヤキャンバーに調整機構がありますので、それぞれ調整していきます。
ただリヤの偏心カム(調整アジャスターボルト)は、錆びてる上からシャーシブラックでガチガチに固められていますww
無事にナットが緩むことを願いつつ作業しましょうかね。
いつもの様にリヤから調整を開始しましたが、錆び混じりのボルトなので恐ろしく固く締まっていて、緩み始めると「パキンッ!」という音が鳴り、調整でアジャスターを動かすと「ギッギッ」という渋い音が・・・
それでも何とかボルトナットを破損させずに調整は出来ました。
アジャスターのボルトが痩せて使い物にならないという最悪の状態ではないのでなんとかなりました。
フロントのタイロッド調整は、何事もなくボルトナットはスルスル動きましたので、容易に調整出来ました。
【リヤトー】
【リヤキャンバー】
【フロントトー】
色々バラバラな数値になってましたが、フロントは若干のトーインにして、リヤキャンバーとリヤトーを左右揃えて、アライメント調整作業は無事終了。
数値は日産の基本データになるべく近付ける形の調整となりました。
調整後は試運転です。
店の近くをくるっと走った感じでは、めちゃくちゃ安定していますしステアリングセンターも問題無し。
これでまた安心してアクセルを踏める様になりましたし、フェアレディZらしい痛快な走りを堪能出来ますね。
オーナー様曰く高速走行時での症状(車体流れやステアリング暴れ)が一番酷かった様ですが、流石に試運転で高速に上がる事は出来ないので、そこはオーナー様御本人に御確認頂こうと思います。
とは言え、作業前とは打って変わって安定感が増しましたし、アライメント調整をした事で今後のタイヤ偏摩耗は抑制出来たと思います。
御利用有り難う御座いました。
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