2025年9月21日
補機ベルト交換
ルークス(ML21S)の補機ベルトを交換します。
補機ベルトはエンジンの回転を利用して、エアコンコンプレッサーやオルタネーター等の駆動に使っているベルトの事です。
このベルトはタイヤやワイパー等と同じ「ゴム部品」ですので、長期使用する事で「ひび割れ」「摩耗」「破断」等の劣化が発生します。
まだ点検してはいないのですが、既にかなり劣化している様でゴムの硬化による滑りが発生してそうです。
というのも、エンジンがかかってるだけのアイドリング状態で「キュルキュル音」、所謂ベルト鳴きの異音が既に発生しています。
中々の音量なのでもしかすると千切れる一歩手前の末期症状かも?
という事で早速現在使用中のベルトを外してみました。
このエンジンの補機ベルトは2本あるのですが、まずはエアコン(クーラー)用のベルトです。
ひび割れ症状は無いですが摩耗はかなり進んでる部類の状態ですね。
ベルトの張り具合は特に問題なさそうでしたよ。
異音が発生するかと言われると、何とも言えない状態ですねw
エアコンベルトが外れましたので、エアコンベルトの奥に付いてるオルタネータやウォーターポンプを駆動させるベルトも外します。
外してみると「やっぱり」という感じで、異音の発生源はこっちのベルトだった様です。
ベルト鳴きの原因は張り具合が足りない場合か、ベルトの硬化が酷い場合のどちらかで発生する事が大半です。
コチラのベルトも張り自体は問題なさそうでしたが、最近見掛けるケースがかなり減った「ひび割れ」が発生していました。
という事はベルトの硬化が原因でのベルト鳴きという事ですね。
ひびが発生するという事はゴムがカチカチに硬化している証拠で、張り具合に問題が無くてベルト鳴きが発生しているという事は、回転時に滑っているという事ですね。
ベルトは回転部分の滑車の様な部品のプーリーに引っ掛けられていますが、滑りが発生していると、このプーリーをしっかり回せず、補機類の機能が発揮しきれませんので、ひび割れて張り調整が出来ないベルトはとっとと交換してしまいましょう。
という事で、2本とも新品のベルトに交換しました。
新品のベルトは馴染むと伸びる事があり、張り具合の再調整が必要になる事もありますので、交換後は暫くアイドリングさせてベルトを回します。
その後何度か空吹かし等を行い、一度エンジンを止めてベルトの張り具合をチェック。
するとやっぱり少し伸びた様なので、張り直しを実施。
これでベルト交換完了です。
ベルト鳴きという不快な異音も無くなって、補機類もちゃんと機能する様になりましたね。
ベルト鳴きの原因追求から原因特定、そしてベルト交換による原因排除が完遂で、これにて一件落着と思っていたら数日後に「朝一番のエンジン始動時に一瞬だけベルトが鳴く」、という事で再来店・・・
ご来店時に点検しましたが自走してきて頂いてるので、既に異音は発生しません。
ベルトの張りを確認してみても、少し強めと感じるくらいの張り具合です・・・
本当は良くないのですが、仕方ないので更に少しだけ張り具合を強めて再調整します。
あんまり強く張り過ぎるとプーリーを回すベアリングの寿命が縮む事もあるので最終手段ですね。
プーリーに傷がない事は確認していますが、新品のベルトでベルト鳴きが起きるのは、プーリーの摩耗の可能性が高そうです。
オーナー様にはプーリーの事もお伝えしていますが、「一旦プーリーはそのままで」という事なので、この様な方法をとらせて頂いております。
まぁこれ以降はベルト鳴きは再発してない様で、ベアリングも特に異音が出てない様ですので、これにて完了かな?ww
年式相応のパーツの消耗は避けれませんので、各部の劣化は致し方ありませんね。
御利用有り難う御座いました。
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