2023年9月2日
スイフトスポーツ(ZC33S)の車検整備です。
といっても当店で全ての作業は出来ないので、出来る作業は当店で行い、ブレーキの分解点検や制動力テスト等々は、提携の分解整備認証店で行います。
そんな感じで車検を進めさせて頂きますので、早速作業に取り掛かるべくタイヤ・ホイールを外します。
まずはエンジンオイル等の油脂類を交換させて頂き、その間にタイヤ空気圧も調整。
ウォッシャー液も減っていたので補水し、LLCは減っていたけどまだ交換時期ではないので、LLC補水の代用品として『WAKO'S クーラントブースター』を注入。
これでLLCの量は丁度いい塩梅になりましたし、添加剤の効果でLLCの劣化を遅らせる事が出来ますね。
スーパーLLCの類のLLCは交換スパンが長いですが、従来のスタンダードなLLC同様に劣化はします。
メンテナンスとしては交換時期が来るまでは補水なので、普通にLLC補水でもいいですが添加剤をダイレクトに注入した方が、劣化を抑えるという点では効果的ですよね。
そしてもう一つ忘れてはいけないのがラジエターキャップです。
キャップとはいいますが、ただの蓋ではなく圧力調整を担っている重要な部品です。
昔から構造は変わらず、内側にスプリングとゴムパッキンが付いてます。
それらの部品が劣化するとLLCが減り易くなります。
で、今回LLCが減っていた原因は「実はLLC自体の劣化ではないんじゃないか?」
という可能性も考慮して、ラジエターキャップも交換しました。
劣化しきってしまうとスプリングが折れてラジエター内に破片が落下して大変な事に・・・
交換は忘れられがちですが、せめて2年に1回は交換しておくといいかもしれませんね。
水関係の次は運転に必須という訳ではありませんが、年々暑さが増してる気がする日本の夏のドライブで、使ってない方は最早いないのでは?
というエアコンのメンテナンスで、一番初歩的なフィルター交換です。
こんな感じで埃などの汚れが蓄積されてましたし、前回交換してからの期間を考えても、交換する丁度いいタイミングです。
「⇩AIR FLOW」の向きを間違えずにセットすれば、交換完了です。
使用したのは『BOSCH Aerist Eco』です。
そして当店で交換する最後の部品はバッテリーです。
これも交換をサボってると、気付けばバッテリー上がりとなり、「交換しとけば良かった・・・」
と思っても後の祭りです。
そうならない様にする為に、バッテリー上がりになる前の早期交換がトラブル抑制に効果的です。
そんな訳でバッテリーを『Panasonic caos/C8』に交換させて頂きました。
電装部品が純正時より少々増えていますので、大容量且つ充電能力の高いバッテリーのほうが安心ですね。
部品交換はこんな感じで完了しました。
後は提携店に検査しに行く前に、下廻り等を防錆処理だけ行いまして、提携店にてブレーキ点検ついでにブレーキパッドの交換と、完成検査を実施するのみです。
という訳で車検整備完了です。
車検の御見積りまたは御予約は、コクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。