2023年7月22日
ノート e-POWER nismo S(HE12)のタイヤ交換作業です。
装着中のタイヤはスリップサイン露出しかけで、摩耗は内側が偏摩耗しています。
アライメントのズレなのか、走行時のアライメント変化によるものなのか原因が分かりません。
確認する為にもアライメント調整も行います。
まずはタイヤ交換です。
御用意したタイヤは『REGNO GR-XⅡ』です。
まずは4本共このタイヤに交換したら、
原因追及の為にアライメント調整作業です。
調整可能なフロントのトーの数値は全然ズレてませんが、キャンバー左右差が大きかったので、ショックアブソーバー固定ボルトを一旦緩めて、ボルト部の遊びを利用して可能な限り調整します。
その際に、ズレてなかったトーはズレますので、改めてトーを調整したらアライメント調整は終了です。
これで内減りが緩和されたら言う事ないのですが、
構造的にアライメント非調整のリヤが、そこそこのレベルでトーアウトになっています。
フロントタイヤの内減りはもしかすると、元々リヤに付いてたタイヤでローテーションで前後位置が変わってるかも知れません。
4本共同じ減り方なのでアライメントを疑いましたが、原因はアライメントの数値で間違いないものの調整は出来ないので、根本的な解決には至りませんでした。
ただ、荷重の割合で言うと圧倒的にフロント寄りなので、フロントのキャンバーを若干ポジティブキャンバー方向に調整したので、何もしないよりは断然良い結果になったと思います。
これでまだ明らかな内減りが起こる様なら、リヤトーションビームの交換等の大掛かりな部品交換も視野に入れないといけないかもしれません。
ただ、目視では気になる傷はなかったので、少し経過観察をしてみたいと思います。
タイヤ交換は勿論の事、アライメント調整も出来る対処はさせて頂きますので、タイヤの減り方が気になる場合はコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。