2023年6月23日
デリカD:5(CV4W)のタイヤ交換作業です。
一時と比べると走行距離がグッと減り、タイヤは殆ど減らない乗り方になりました。
しかしタイヤは残り溝だけではなく、ゴムの劣化によるひび割れの度合いも重要なチェック項目であり、酷い場合は当然交換が必要になるわけです。
今回はそんなひび割れが原因でのタイヤ交換です。
ひび割れるという事はゴムが劣化して硬くなってしまった証拠でもあるので、梅雨時期の今頃では特にですが、新品タイヤと比べるとグリップ力の低下で滑りやすくなっている状態です。
現在はお車に見合ったSUV用タイヤを装着中ですが、どんなに優れたタイヤでもゴム製品である以上、劣化は防ぎようがありません。
そんな訳で新品タイヤを御用意させて頂きました。
今回はミニバン用の『LUFT RVⅡ』です。
車種的にはSUV用をオススメさせて頂きましたが、今回はミニバン用タイヤとなりました。
新車時はSUV用タイヤが付いてるからと言って、必ずしも全てのユーザー様にマッチするわけでは御座いませんので、サイズさえ適正であれば何を選ぶかはユーザー様次第ですね。
後はこのタイヤを組み込んで、念の為にアライメント調整もさせて頂きます。
総走行距離はそれなりに積み重ねていますが、アライメント調整はやった事があるかどうかわからない様でした。
あまり乗る機会がないお車とはいえ、アライメントのズレは正した方がいいですよね。
という事でまずは測定致します。
結果的には前後共メーカー基準値から大きくズレていましたので、調整させて手頂きました。
数値上の左右差があまりなかったので、運転では異常に気付けない感じだと思いますね。
外したタイヤを見ても溝は残っており、使用距離が少なく偏摩耗傾向も見受けられないので、今回は一旦メーカー基準値に調整させて頂きました。
偏摩耗している場合はメーカー基準値より、偏摩耗を低減させる感じで調整する場合もありますよ。
ともあれ、今回の調整でタイヤの性格がより判断し易くなったので、「LUFT RVⅡはこういうタイヤ」という感じで、DUELLERとの違いが判るかも知れませんね。
ただDUELLERの時はアライメント調整を行ってない可能性が高いので、純粋な比較は難しいですが・・・
アライメント調整が完了したら、最後にタイヤWAXを塗り込んで今回の作業は完了です。
タイヤは新しくなり、アライメント調整で安心感も得る事が出来ましたね。
タイヤの性能を発揮し易くする為には、アライメント調整がお薦めです。
タイヤカタログに掲載のスペックより低く感じる場合は一度アライメント調整してみては如何でしょうか。
今回のオーナー様は恐らくタイヤを3~4回は交換してそうですが、アライメント調整は多分初めての施工だと思います。
アライメントは走行したり、各部品の劣化で自然と勝手に少しずつずれてしまいます。
アライメント調整や測定の診断はコクピットさつま貝塚まで、御気軽に御予約下さい。