2023年2月27日
モコ(MG22S)の車検整備です。
車検での御利用有り難う御座います。
コチラのモコは、普段のメンテナンスを怠りがちの様なので、車検の時くらいは色々メンテナンスして頂こうと思います。
下廻りのブーツ切れやホース破れ等はないので、基本的な消耗部品の交換程度の車検内容になりました。
【タイヤ】
溝はしっかり残ってましたが、走行距離が伸びずに年数だけが進行してゴムのヒビ割れが多数発生。
経年劣化で交換させて頂きました。
4月からタイヤも値上げが決まってるので、タイミングとしては丁度よかった(のか?)です。
【エアコンフィルター】
エアコンは走行に必ずしも必要な部品ではないですが、大抵の方はエアコンを活用しますよね。
そのエアコンの部品の一つがエアコンフィルターです。
恐らくお車購入から一度も交換されてなさそうなので、ゆくゆくは風量低下等に陥りかねないので交換させて頂きました。
【エンジンオイル&オイルフィルター】
前回交換時から察すると、交換するタイミングが遅過ぎる感じでしたので、エンジンオイルはドロドロの真っ黒で、オイル量も減少していました。
一回減り癖が付くとエンジンオーバーホール等、大掛かりなメンテナンスメニューをこなさないと、オイル消費は収まらないと思いますね。
しかし今回は、「コストは掛けたくない、2年もってくれればいい」という事でしたので、添加剤も使用せずに標準グレードのオイルを使用して、いつも通りのオイル交換だけさせて頂きました。
【LLC&ラジエターキャップ】
近年のエンジンのLLCは考えられないくらい長寿命化されていますが、MG22SのLLCは従来通りの2年交換タイプです。
前回交換時が車検時なので、丁度交換するタイミングでした。
LLC交換する際は、ついでなのでラジエターキャップも同時交換させて頂いています。
安い部品ですが、ここが壊れると後々になって厄介者に変化するので、ラジエターキャップも定期交換がオススメですね。
【スパークプラグ】
プラグコード&ディストリビュータの時代は交換する事も多かったのですが、ダイレクトイグニッション仕様にシステムがレベルアップした事を境に、交換やメンテナンスする機会がグッと減ってしまったスパークプラグです。
コチラのモコも例に洩れずといった具合で、現在の走行距離が10万kmOVERですが、恐らく一度も交換されてない感じです。
イリジウムプラグになって長寿命化したとはいえ、メンテナンスフリーではないので交換は必要ですw
3気筒エンジンで点火不良になると、全然走らなくなる(加速しない・振動が酷い)ので、症状が出る前に交換せて頂けたので良かったです。
【補機ベルト】
ウォーターポンプやオルタネーター、エアコンコンプレッサー等の補機類を駆動する為のベルトです。
素材はゴムなのでタイヤやワイパー等と同じく、劣化するとヒビ割れたり千切れたりします。
走行中に千切れると、補機類の駆動が出来なくなってメーター周りは警告灯がお祭り状態で点灯する事でしょうww
今回は千切れる一歩前という段階でしたが、千切れてはないので特に異常は感じてなかった様です。
まぁ、ベルトが滑る音もしてなかったので、一般的には気付かないかも?
音がしなくても今回の様に劣化してる事も多々ありますので、普段点検しない部分なだけに補機ベルトも定期交換がオススメです。
【パワーウィンドウマスタースイッチ】
一番開け閉めする頻度の高い「運転席の窓ガラス」、これが急に上がらなくなったりするんですねぇ。
原因はガラスを上下させる為のレギュレータと言われる部品や、駆動させるモーターがダメになってる場合がありますが、一番多いのはパワーウィンドウマスタースイッチ(運転席に付いてるパワーウィンドウ集中スイッチ)です。
今回は症状的判断でマスタースイッチ故障が確定でしたので、マスタースイッチを交換させて頂きました。
この他にもブレーキの清掃や光軸調整等々、提携の認証工場で作業してから、完成検査にて無事車検合格となり、車検作業終了です。
後はお車を洗って、室内を清掃したらお引き渡しですね。
意外と知られてませんが車検も行っていますので、車検もコクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。