2022年3月14日
みなさんこんにちは、鈴木です!
暖かくなってきましたね~
現在、喜多方市は10℃!!くもりではありますが、
ポカポカ陽気でバイクに乗りたくなってきた鈴木です(-ω-)/
さて本題に入ります!
今日は車検風景のご紹介です!
車検内容を口頭で説明されるのが多いとは思いますが、
今回は写真付きで細かく紹介していきたいと思います!
先日、入庫しました
日産モコ。
日産ですが中身はスズキのK6Aエンジンです。
さっそく見ていきましょう!
フロントブレーキパッド
ちょっと見づらいですが結構減っています。
残溝3mmくらいだったでしょうか。
車種によって変わってはきますが新品パッドは約10mm。
ほぼ毎日使う車だと1年で1万km乗ると言われています。
ブレーキパッドの減り方は人それぞれ、
乗り方や走行距離で変わりますが、平均だと1万kmで約1mm減ります。
つまり初回車検は別ですが、車検は2年サイクルなので
2万kmで約2mm減ることになります。
残溝3mmだと次の車検の時には
1mm以下になってキケンですので交換させていただきました!
また写真のブレーキパッドにはついていませんが、
センサーがついているのがほとんどです。
大体、残溝が2~3mmくらいになると、
センサーがディスクローターに当たってしまいますのでキーキー音が出て
さらに、センサーが当たってしまうとディスクローターも痛めてしまいます。
それも見越して交換しておかないと後で高くついてしまうのです(;'∀')
リアブレーキ
フロントブレーキとは違ってドラムブレーキですね。
ペダルを踏むと油圧の力でブレーキシューが左右に開き
ドラムの内側に当たって制動力が働きます。
写真を撮り忘れてしまい申し訳ありませんm(__)m
ここは油圧のかかるシリンダーの液漏れと
シューの動き、残溝などを点検します。
今回は異常なしということで清掃・可動部にグリスで終了です!
足回りのボールジョイントのガタやブーツの破れ
点検してここも以上なしです!
実は、ボールジョイントのガタは車検のとき
見つかるのが結構あるあるだったります。
タイロッドエンドやアッパーアーム、ロアーアームなど
もし仮に、ガタがひどくなりすっぽ抜けでもしたら恐ろしいですね、、、
最悪は走行不能なんてこともありますので
しっかり点検させてもらっています('◇')ゞ
スパークプラグ(イリジウムプラグ)
エンジンに火花を飛ばして点火する部品なので
プラグがちゃんと機能しなければ、もちろんエンジン不調になります。
写真のプラグはイリジウムプラグになります。
これ、なかなか目視で判断するのって難しいんですよねぇ
ですが走行距離や年数で交換時期が決まっていたりします!
今回は走行距離で交換時期になってましたので新品にさせて頂きます!
なかには「今、エンジン調子いいから大丈夫」とおっしゃる方もいますが
突然やってくるんですよね~
最近のバッテリーにも言えることですが、
“突然死”なるものがある日を境におきたりするんですよ(;'∀')
こればっかりはなんとも言えないので
交換時期にしっかり交換して予防しておけば
安全安心にドライブできますね(^^)/
エアークリーナー
真っ黒に汚れていました。
さらに毛が・・ポワッポワですね。
これではしっかり空気中の塵など拾ってくれるのか不安です。。
新品に交換してクリーンな風をエンジンに送ってあげましょう!
ファンベルト・クーラーベルト
写真わかりづらいですよね、すみませんm(__)m
ゴムのベルトなので経年劣化で硬化やひびが出てきます。
でもそれだけじゃないんです!
どんどんベルトの角が減ってきてしまうのです!
硬化やひびも、もちろんですが角が減ってくると
ベルトを回すエンジン側のプーリーとベルトの間でスリップしてしまいます。
これがキュルキュル音の原因です!
寒い時だけ音がするのは、最初はベルトが硬化して音がでるけど
エンジンが暖まってくるとベルトもなじみ音が止まる
な~んてこともあったりします!
硬化・ひび・減りをしっかり見て交換させて頂いてます!!
あとはバッテリー点検や各油脂類、冷却水
下廻り、マフラーや電気回りを点検してようやく整備完了になります!
更に細かくいってしまうと点検項目はたくさんありますので
大体の流れはこんな感じですかねぇ(*´з`)
今回のモコは中古車で購入した車でした。
本来、定期的に交換していればここまで
交換部品が重なることはなかったかな~と思います。
金額はかかってしまいましたが、次回その分安くなるはずですので!
タイトルでも書きましたが、安心・安全にドライブできるように
車検でしっかりリフレッシュして
楽しいカーライフを過ごしていただければなと思います!
以上!鈴木でした!