2022年7月1日
南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。
リフトアップが流行ってますが、今回は逆パターンでローダウンの御紹介です。
お車はロードスターRFです。
2シーターのスポーツカーですが、ノーマルはマージンを十分過ぎるくらい確保した車高で、スポイラーや下廻りをHITさせる事は無さそうですが、腰高感が否めません。
駐車スペース等の関係で、車高を下げると不都合がある場合は仕方ないですが、多少のマージンを削っても問題ない場合は、こういったお車なのでローダウンした方がカッコいいと思います。
見た目だけカッコよくするだけなら、ローダウンスプリングという手法もありますが、今回は拘って車高調に交換します。
乗り心地やトータルバランスを意識して、車高調も拘りの製品を使用します。
そんな車高調も純正を外さないと取り付け出来ないので、まずは取り外し作業からスタートです。
【フロント】
【リヤ】
外れたら取り付けに掛かります。
拘って用意した車高調は『ENNEPETAL E-12 MTAS』です。
通常は減衰力固定式ですがオプションにて減衰力調整式に変更し、通常はDAJという形状のネジ式車高調ですが、こちらもオプションにてMTASという形状の全長調整式に変更しています。
スプリングもエナペタル製で、全長とスプリングレートもオーダー致しました。
スプリングが部材欠品で納期が約2か月近く掛かりました・・・
因みにロードスターRF用はラインナップになかったので、オーダーで製作して頂きました。
ルーフが幌のロードスターはラインナップがありますが、折角なら流用ではなく専用品が良いですよね。
そんな感じで色々オーダーして、ようやく入荷した車高調を組み付けていきます。
組み付け自体は慣れた車種なので、どんどん進めます。
そして組み始めたら、組み上がるのは早かったです。
が、しかし車高の微調整は何度かやり直しましたw
【フロント】
【リヤ】
そして指定して頂いた車高に調整した結果、こんなにスタイリッシュでカッコよくなりました。
遠目では車高が低いという認識は出来ても、エナペタルという高級車高調が装着されてるとは分かりません。
ですが、いざ走り出すとしなやかで乗り心地もよく、それでいてワインディングも楽しめる、ノーマルとは一味違う上質なサスペンションという事が感じ取れます。(スタッフは店の外周を軽く走らせただけですが・・・)
拘り抜いた性能は一旦置いておいて、車高はこんなに変わりました。
やっぱりローダウンした方が、バランスよく纏まりましたよね。
【BEFORE】
【AFTER】
BILSTEINもいいけど、一度ENNEPETALでオーダーメイドしてみたいという方は、コクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。