2021年5月17日
タイヤがこんなにも溝が少なくなって、片方は一部溝が消えてスリックになってる部分もあり、非常に危険ですね。
因みにこちらは前輪の左右のタイヤなので、左右で減り方が全然違うという事になりますね。
なのでタイヤ交換は勿論必須で行うのですが、同時にアライメント調整も行います。
色々すっ飛ばして組み込んだタイヤはこちらのREー71RSです。
元々がハイグリップのスポーツタイヤだったので、メーカーは変わりましたが今回もスポーツタイヤを装着です。
タイヤも組み終わったので、早速アライメント調整の準備を行います。
まずはセンサーを各ホイールにセットします。
そうしたらアライメント測定開始です。
すると、ナックル部分のストラット固定ボルトが、キャンバーボルトではなく、強度が明らかに足りないであろう、『ニッケルメッキのただの細いボルト』でした。こいつが原因だと思いますが、キャンバー角が左右でデタラメなくらい数値差が出てます。
そんな訳で、正規のキャンバーボルト『AMTECS SPC EZカム 81250』を使用し、再測定してからの調整作業に入ります。
キャンバーボルトを採用した事で左右のキャンバー角を揃える事が出来ました。
ストラット車でキャンバーボルトの取り付けが可能な車種は、是非とも装着して頂きたい部品ですね。
間違っても適当な細いボルトは折損の恐れがあるので、付けない様にしましょう。
タイヤの極端な偏った減り方はアライメント数値のズレの可能性が高いので、症状が出てる場合はタイヤの交換時にアライメント調整がオススメです。