2019年12月13日
当店の代車が潰れちゃいました。。。
本日のご紹介は、当店の代車 ホンダのライフです。。。
先日お客様に乗って頂いていると、信号待ちで何度もエンジンが止まったとの事。。。
店から遠く離れてはいなかったので、戻って来られて早速点検すると・・・
ガスッガスガス、とエンジンが止まりそうになりながらかろうじて動いている状態。
この車は3気筒エンジンですが、明らかに1気筒が正常に作動していない感じです。
結論は1番シリンダーの失火
イグニッションコイルが機能しなくなっていました。
写真の右側の青色でペケ印を入れた部品がご臨終でした。。。
イグニッションコイルとは、ガソリンに点火する為のスパークプラグに高電圧を送る為の部品です。
つまりこの部品が機能しないと、スパークプラグが点火しないのでガソリンが爆発せず、エンジンが回転しません。
今回は3気筒のうち2気筒は問題無かったので、エンストしながらも何とか自走する事は出来ました。
下の写真がイグニッションコイルです。
イグニッションコイルが駄目になる原因はイロイロ有りますが、今回はオイル漏れによるものでした。
イグニッションコイルの刺さっていた下の写真の穴の中に、オイルが侵入しつゆだく状態でした。
という事で、イグニッションコイルの交換だけでなく、まずはオイル漏れの修理からスタートです。
シリンダーヘッドカバー(タペットカバー)ガスケットや、プラグホールパッキン、シールワッシャ等を一式交換デス。。。
シリンダーヘッドカバー(タペットカバー)を外すと、こんな感じにパッキンが付いてます。
ゴムパッキンなので経年劣化でオイル漏れも起きますよね。
3つ穴が開いている所の黒い輪っかがプラグホールパッキンなのですが、今回はこのパッキンの一つが劣化して、プラグホールにオイルが侵入したんですね。。。
因みにカバーを外すと、エンジン側はこんな感じになっています。
カバーが無いとエンジンってやっぱり機械なんだなぁぁぁと改めて実感しますね。
スパークプラグもかなり劣化していたので、モチロン交換致します。
NGKのプラグで交換しました。
最後に駄目になっていたイグニッションコイルも交換して、ハイ!完成!!
うんっ!?何か形が違う???
実はイグニッションコイルはなかなか高価なので、懇意にさせて頂いているくるま屋さんに相談すると、ホンダ純正じゃないけど、余ってるコイルが有るからあげるよ!と嬉しいお言葉を頂き、
有り難く、遠慮なく、、厚かましく、、、喜んで頂いてきました。
これで代車のライフ君も絶好調になりましたので、安心してお客様にお乗り頂けますね。。。
今回は代車のエンストでご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
とても車に詳しい方だったので、エンストにも焦らず対処して頂けたのが幸いでした。
次回のマフラー交換時には、この代車も機嫌よく走れますのでご安心ください。。。