2019年8月11日
良い車は年数が経っても色あせないですね
本日のご紹介はとてもコンディションの良いこちらのロードスター。
とても綺麗にされており、年数を感じさせませんね。。。
見てカッコイイ。乗って楽しい。。最高の車です。
ライトウェイトスポーツカーに
レイズの軽量ホイール、ボルクレーシング CE28Nがとてもお似合いです。
エアロやマフラーなどとてもセンス良くまとまっています。
いやぁぁぁ、眺めれば眺めるほど欲しくなりますね。
あまりにもステキな車なので、本題に入る前に車の写真ばっかりになってしまいました。。。
それでは本題に入りましょう!
今回は足回りのリフレッシュという事で、まずは車高調の交換からスタートです。
現状も車高調が装着されていますが、ショックが抜けてきているので交換です。
ショックアブソーバーは走行中に常に動く部品なので、だんだんとヘタリも出てしまいます。
今回はTEINのFLEX-Zを装着させて頂きました。
そして後日足回りの初期馴染みが終了してから、再度1G締め直しをさせて頂き4輪アライメント調整です。
ロードスターはアライメント調整を実施する事で、走行性能が見違える様に変化するので、調整にも力が入ります。
コチラのロードスターは調整箇所が多いんです。
車種によって調整箇所の数は変わるのですが、この車はフル調整可能なので腕がなります。
まずリアから調整。
矢印のボルトナットを緩めてボルトを回転させると、偏芯カムによりアームがフレームに近寄ったり離れたりします。
その動きによってキャンバー角とトー角を調整出来る仕組みなんです。
そしてフロントはリヤと同じくオレンジ色の矢印を動かすと、リヤとは少し異なりキャンバー角とキャスター角が変化します。
トー角は黄色の矢印のタイロッドを回す事で調整出来るんです。
調整箇所が多いほど、調整には熟練の技が必要になりますが、様々な角度が補正できる分、綺麗に調整する事で走行フィールを大幅に改善出来ますよ。
そして最後の仕上げは下廻りの錆び対策です。
とても綺麗に乗られていますが、下廻りの錆びは年数とともに発生してしまいます。
愛車を長く乗る為には、定期的に錆びの対策も必要なので、気になる方はお気軽にご相談ください。
よーく見ると所々に少し錆が発生しています。
錆びている所はシャーシ専用の耐熱塗料を吹き付けて、錆びていないところや、マフラーなど塗装されていない箇所は、無色透明な防錆剤を塗り込みます。
どうです?見違える様に綺麗なるでしょ。。。
アーム類もしっかり施工致します。
これでずーっと安心という訳ではありませんが、シビアにメンテナンスするなら年に1度施工すると、錆などの腐食からお車を守れるのでオススメです。
因みにこちらのロードスターのオーナー様は遠方(他府県)からわざわざお越しいただいているのですが、商品の相談・取り付け・アライメントなど、何度も足を運んで頂きました。
ガソリン代もかかりとても恐縮なのですが、『愛車のドライブを楽しんでるので問題ないです』と有り難いお言葉を頂いております。
これからもコクピットとして、お客様のご要望にお応えできるように頑張りますので、末永いお付き合いを宜しくお願い致します。