2019年3月9日
セルモーターはとても重要です
本日の交換はこちらの大きなモーターです。
名称はセルモーターやスターターなどと言い、車のとても重要な部品なんです。
電気自動車のモーターではなく、普通のお車に付いてます。
では何をしているかと言いますと、エンジンを動かすきっかけを作るモーターです。
キーを回す(最近ではボタンを押す)とキュルキュルと鳴ってからエンジンがかかりますよね。
その音の正体がこのモーターです。
クラッシックカ―の映像等で、エンジンに長い棒を差し込んで、その棒を一生懸命回して始動する姿を見ませんでした?
昔のバイクも、エンジンを掛ける時にキックレバーを思いっきり足で踏んで始動していました。
エンジンを始動させるには、まず何かしらの方法でエンジンを回転させる必要があるのですが、その大事な仕事をこちらのセルモーターが担っているんです。
交換する車はこちらのヴィッツ。
このアングルからはセルモーターの存在は分かりません。
少し寄ってみると一部が見えますが、全体像がつかめません。
車を持ち上げて下から覗くとようやく全体が見えました。
サクサクっとリビルト品(中古再生品)に交換して無事終了です。
バッテリーを替えてもエンジンの掛かりが重たい。
たまにキーを回してもモーターが回らないなどの症状があれば、こちらのモーターの寿命かもしれません。
完全に駄目になるとエンジンが掛からず車を動かせなくなるので、心当たりの症状がある方はゼヒ点検をオススメします。