2019年1月24日
常連様のレガシィが大きな異音と共にご来店
今回は整備作業のご紹介。
常連様のレガシィが駐車場に入って来たと思ったら、けたたましい異音が鳴り響いておりました。
始めはハンドルを切ったときにウィーンとなっていたのがだんだんひどくなり、エンジンを掛けるだけでギャーッとなるようになったとのこと。。。
という事でこちらの部品を交換致します。
オイルでギトギトになっているこちらは、パワーステアリングを動作させる油圧のポンプ部分です。
オイルが漏れオイル流路にエアが噛み、更にはポンプの羽根部分(ベーン)がハウジングと干渉し、ギャーッと激しい金属音が鳴っておりました。
分かり難いですが、写真真ん中のプーリーの奥がパワステのポンプです。
上から覗いてもオイルが漏れてギトギトなのが分かりますね。
という事で悪い部分は交換しましょう。
新品のパワステポンプはとても高価なので、今回はリビルト品(中古再生品)で交換させて頂きました。
ポンプ交換時はリザーブタンクの内部洗浄も念入りに行ないます。
ココが詰まっていてはオイルが循環しないので要注意です。
カチカチになったホースも交換し、ステアリングラック内のオイルも抜いて、新油を念入りにエア抜きしながら充填して作業は終了です。
これで異音が止まり、まだまだ乗れるようになりました。