2018年5月19日
MOEってご存知ですか?
さて本日ご紹介するのはメルセデス・ベンツのタイヤです。
ベンツのタイヤ?何か違うの??そう思いますよね。。。
実はベンツのタイヤ選びは、認証タイヤを選ぶかどうかという選択から始まるんです。
欧州のプレミアムメーカーでよく採用されているのですが、自動車メーカーが認証したタイヤにはその印が刻まれているんです。
ベンツの場合はMO(メルセデス・オリジナル)の刻印がタイヤに入ります。
車のパフォーマンスを十分に発揮するには認証タイヤを選ぶのが安心ですよね。
モチロン認証タイヤではなくても装着は可能ですので、ご予算や使い方に合わせてご提案させて頂きます。お気軽にご相談ください。
そしてここからが本題です。
元々装着されていたのがこちらのタイヤなんですが・・・
よーく見ると・・・・・・
コレです。『MOE』
この刻印が曲者です。
MOEとは、メルセデス・オリジナル・エクイップメント・エクステンディドの略らしいのですが・・・
どういうことかというと、メルセデスが認証した、空気圧がゼロになっても所定のスピードで一定距離を走行できるタイヤなんです。
ようするにパンクなどによって空気が抜けても、タイヤの側面を強化しているのでタイヤがペッタンコにならないんです。なので、パンクをしても直ぐに車を停めてスペアタイヤに入れ替えをする必要が無く、近くのタイヤ屋さんなどまでそのまま走行していくことが出来る優れものなんです。
タイヤマニアの方なら、あれっ???と思われたかも・・・
そうなんです。。。実はこのタイヤ15年ほど前からBMW等に標準採用されたRFT(ランフラットタイヤ)と同じようなタイヤなんです。
では何が曲者かというと、RFTという表記はタイヤ屋さんはモチロン車屋さんでも知れ渡っているのですが、MOEという表記はまだまだ知れ渡っていないんです。
気付かずにMOEのタイヤでは無いタイヤを装着すると、いざパンクした時に痛い目に合う事も・・・
今回装着させて頂いたポテンザS001もちゃんとMOExtendedの記載が有るでしょ。
因みにこのS001には普通のS001/MO記載のS001/S001 RFT/上記のMOE記載のS001と種類がいっぱいあるのでご注意ください。
ブリヂストンは親切なのでRFTの刻印も入ってました。
メルセデス・ベンツのタイヤ選びは任せて安心の当店にお任せ下さい。
ついでにお客様が『外れたー』と持ってこられた樹脂のカバーも補修して取り付け。。。
付いたらどんな形でも良いよ。。。とのことだったのでアルミテープで補強、プラス穴を開けてインシュロックでしっかり固定しておきました。
どうです?しっかり付いたでしょ。。