2025年1月5日
タイヤ交換
明けましておめでとう御座います。
昨年と同様に変わらぬ御愛顧を宜しく御願い致します。
さて本日1月5日より2025年の営業スタートです。
新年はタイヤ交換からスタートです。
お車はスイフトスポーツ(ZC33S)です。
交換に選んだタイヤはPOTENZA Adrenalin RE004です。
タウンユースにもドレスアップにもスポーティにも使える、スポーツタイヤブランドのPOTENZAシリーズ中、最もカジュアルに位置するPOTENZAですね。
そんなタイヤを取り付ける為に、まずは劣化した純正タイヤを外します。
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タイヤが外れたので、今度はエア漏れの原因になるタイヤカスの掃除です。
リムにタイヤカスが付着したままだと面が凸凹なので、新品タイヤが綺麗に密着しない場合があり、ここから空気が漏れる事もあります。
それを防止する為の作業ですね。
掃除は軽くワイヤーで撫でるだけで綺麗になりました。
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その後はエアバルブ交換です。
タイヤと同じくゴム製品なので劣化すると裂けてエア漏れになる事も・・・
実際、本日も別のお車でエアバルブ不良によるパンクが御座いましたよ。
なので、タイヤ交換時には一緒に交換しておいた方が無難です。
劣化してパンクしてから交換しようとすると、タイヤを組み直す工賃が掛かるので、エアバルブ交換はタイヤ交換時のタイミングがベストです。
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ここまで進んでやっと新品タイヤの出番です。
まずは掃除&エアバルブ交換を施したホイールに新品タイヤをセットし、空気を充填するのですが、
今回は空気の代わりに窒素ガスを充填するので、窒素ボンベから窒素を頂戴します。
指定空気圧まで窒素ガスを充填したら、窒素ガス充填タイヤと分かる様にエアバルブキャップは、N2刻印の物を取り付けます。
そうしてホイールバランス調整を行い、
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ブレーキダストで汚れたホイール内側を洗って、
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勿論外側のデザイン面も洗って、
掃除したリム部分からのエア漏れが無いか、水槽に沈めてチェックします。
【裏】
【表】
エア漏れがなくタイヤホイール単体に問題が無い事を確認後、お車に取り付けてタイヤ交換完了となります。
他店ではあまり取り入れられていない、ホイールを洗う工程とリムからのエア漏れチェックを1本1本行うので、当店のタイヤ交換は少々長めの御時間を頂戴しています。
「エア漏れチェックなんて新品タイヤなんだから不要でしょ?」と、思う方が大多数だとは思いますが、稀ではありますが漏れる事もあるので、こういった手順を踏んでいます。
確認ミスで新品タイヤがパンク状態になってしまわない様にする為ですので御理解下さい。
そうそう、今回外したタイヤですが、摩耗しているのは勿論の事、ひび割れもかなり進行していました。
摩耗に関しては走行するとタイヤは減るものなので、行きすぎなければ特に問題はありませんね。
外したタイヤの摩耗状況はスリップサインは出ていないものの、新品と比較するとそれなりに摩耗している事が分かります。
【摩耗したタイヤ(左)と新品タイヤ(右)】
問題はひび割れの方なんです。
空気が充填されてタイヤに張りがある状態では分かり辛かったのですが、タイヤを外して見ると細かいヒビがかなり目立っています。
更にこのヒビ部分を押さえてみると、貫通はしていませんがそこそこパックリとゴムが裂けています。
摩耗よりもひび割れの面で交換しておいて正解ですね。
これに気付かず走行していたら、きっといつかはバーストしていたと思います。
という事で、大事に至る前にタイヤ交換が出来ました。
メンテナンスではなくタイヤの故障修理案件になる前に交換出来たので安心ですね。
皆様もタイヤは溝だけではなく、ひび割れも確認してみて下さい。
細かいヒビ割れでも今回みたいに、意外と深めにパックリ割れてるかも知れませんよ。
タイヤを筆頭にゴム製品の劣化には御注意下さい。
ヒビ等の経年劣化が見受けられる場合は、安全性確保の為に早期交換を御願い致します。
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