2023年1月26日
ターボエンジンに付いているエアーバイパスバルブ、馴染みのある呼称ではブローオフバルブですね。
今回の作業はこのエアーバイパスバルブを強化品に交換します。
お車はレガシィツーリングワゴン(BR9)です。
さて作業開始です。
まずはお目当てのエアーバイパスバルブが何処に有るかですが、エンジンルームの上部には見当たらないので、アンダーカバーを外して下部を確認。
するとかなり下の方に付いていました。
これは取り外しが厄介な感じですねww
コストを抑える為にインテークのガスケットも交換しないので、何とかパイピングを外さずにホースバンドの脱着だけで作業を進めます。
奮闘して何とか最小限の分解で外せました。
外して確認した所、純正はハウジングもバルブも大部分が樹脂で構成されている様ですね。
そして今回取り付けるのはスバル車御用達メーカーの、『PROVA HPバイパスバルブ 140』です。
スプリングレートアップでターボレスポンス向上や、常用回転域でのトルク感改善等に効果がありながら、エアーフローセンサーや燃調の調整が不要の、所謂‶ポン付け”パーツです。
パーツ交換だけで済むのは、ユーザー様視点からすると工賃削減に繋がるので、大きなメリットですね。
そして純正との大きな違いは素材です。
樹脂ではなく、金属を多用しているので耐久性が飛躍的にアップするのではないでしょうか。
素材は変わりましたが、取り付け部分の寸法は純正と同じなので、純正交換時と同様に元通り組み付けるだけです。
少々ホースバンドが厄介でしたが、取り付け完了です。
後付けのブースト計は付いてないので、レスポンスは目視では分かりません。
ですがセッティング不要なので、コンディション把握以外では追加メーターも不要ですね。
オーナー様に実走行して頂いてのレビューに期待しましょうw
今回は見た目は何ら変化しないので、パッと見はカスタマイズ感がないですが、パフォーマンスはしっかり向上しています。
カスタマイズもいいですが、個人的にはこういった機能部品の方が大好物ですww
エアーバイパスバルブやイグニッションコイル等のパフォーマンス向上パーツの取り付けは、コクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。