前傾姿勢のSUVを前だけリフトアップで姿勢矯正

2022年11月20日

本日御紹介の作業は、最近流行りのリフトアップ作業です。

お車は人気の高いHILUX（GUN125）です。

オーナー様は同じ大阪府内ではありますが、「なにわナンバー」なので近隣という訳ではなく、何度も御足労頂くのは大変なのでアライメント調整も同日作業で行います。

そして多くの方がリフトアップしたくなる要因が下の画像の様に、やや前傾姿勢という症状を改善したいが為ですね。

キャビンにある程度の積み荷の積載量があると、リヤが下がって丁度良くなるかもしれませんが、現場仕事用等ではなく、自家用車として使用している方の大半はそんなに積み荷がないと思います。

そうなると見た目改善にはリフトアップとなりますね。

リヤをちょびっとだけ上げて、フロントをガッツリ上げる様な姿勢矯正手段もありますが、今回はフロントのみ上げる感じです。

その為のパーツがコチラの『ACC LIFT-UP SPACER EZ-UP』です。

純正サスペンションに追加するアダプターですね。

いきなり完成してますが、こんな風に取り付けます。

HILUXはスプリングの上にアダプターを挟み込む形での取り付けです。

この後アライメント調整もしますが、いきなり調整ってのも・・・

という感じなので、いつもの試運転コースではなく、ちょっと距離を伸ばして色んな道を走って長めの試運転をします。

ちょっとでもいいから馴染ませたいので、今回はこの様な手法です。

で、戻ってきたらアライメント調整です。

試運転中はアライメント調整前なのに、ハンドルセンターは全くズレてませんでした。

が、しかし鬼の様なトーインにｗｗ

ハンドルセンターだけ合ってればOKという訳にはいきませんので、しっかり調整します。

このお車はフロントフル調整で、リヤは固定で調整無しです。

フロントは調整がパズルの様な感覚で、一カ所調整すると釣られて他も数値が動きます。

なので、あっち触ってこっち触って、またさっきの所に戻ってという繰り返しですｗｗ

そんな甲斐もあって、リフトアップ車のアライメント調整も無事終了です。

という事で今回の作業は全て完了しました。

まだアライメントセンサーを外す前ですが、作業前と比べるとフロントがリフトアップしましたね。

アダプターを挟むだけのちょっとした事ですが、これだけで全然違って見えますよね。

姿勢は水平といってもいいくらいになりました。

アダプターでのリフトアップも、スプリングでのリフトアップも、コクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。