2022年7月14日
最近は作業が減った補機ベルト交換です。
補機ベルトとはウォーターポンプやエアコンコンプレッサー等を駆動させるベルトです。
ひと昔前は見た目でヒビだらけになってる事も多かったのですが、最近はヒビが入ってる個体に出くわすケースがあまりありません。
ゴムの質が進化したのでしょうか・・・
ヒビがなくても擦り減ったり、異音が出たら交換のサインです。
今回は異音が出たので交換致します。
交換はするのですが、作業入庫時には異音が出てませんでした・・・
一時的に異音が出てないだけなので、用意したこちらの「純正相当品」に交換します。
という事で放っておいても完全に治る事はないと思いますので、部品も用意した事ですし、早速分解開始です。
意気揚々と始めましたがボルトがどれも錆びていて折損が怖いですww
しかし何とか外す事に成功しました。
【外したファンベルト】
やっぱりヒビはないものの、溝が深くなってる(擦り減ってる)感じです。
【外したクーラーベルト】
コチラも同様ですが、クーラーベルトはプーリーが錆びてる様ですね。
【新品ベルト】
外したベルトと違い、溝が浅いですね。
外した方と新品ではベルトの溝の深さが全然違いますね。
外した方はどんどんプーリーに食い込んでいって、溝が深くなってしまっています。
タイヤとは逆で、溝が深くなってるほど擦り減っています。
このままの状態だと異音発生の次は、ベルト破断で走行中に千切れます。
走行中に千切れると、色々とトラブルを引き起こすので異音が鳴っていなくても、定期的な交換がお勧めです。
という事で、今回は新品のベルトを取り付けて貼り具合を調整したら、作業完了です。
ですが少しアイドリングさせて、ベルトを馴染ませたら、もう一回張り具合を調整します。
※ベルトが馴染むとゴムが微妙に伸びたりして、若干ですが張りが緩くなります
車検時の作業メニューと思われがちですが、車検時以外にも随時受付可能です。
補機ベルト交換はコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。