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タイヤの「質」は大事

2022年7月11日

タイヤ交換で外したタイヤなんですが、外してみてビックリです。

パッと見た感じでは問題ない様にみえますね。

タイヤ交換なので、溝が減ってる等の消耗は見受けられますがw

 

 

まずはトレッド面を見てみます。

過剰に偏った溝の減り方です。

車高を下げてたり、アライメント変化でも起こるので、お車のセットアップでこの症状かも知れません。

 

 

減ってるのは内側なのでキャンバーが要因だと思います。

 

 

 

外側はというと・・・

 

 

内側よりは溝がしっかり確認出来ますね。

 

 

そしてタイヤの内面が問題ありでした。

コチラはタイヤの外側の側面部分で、至って正常な状態です。

 

 

キャンバーが付いてた内側の側面はというと、外側とは違ってゴムが膨らんでます。

ゴムの中で部材が分離してるという事ですね。

非常に危険です。

 

 

外見だけ見てると気付かないですが、外してみると内面でトラブルが起きてる事も多々あります。

ローダウンや過剰なキャンバーセットアップは、カスタム感が強く現れますがタイヤには相当な負担になります。

 

アライメント調整で緩和出来ますが、タイヤの「質」でも対策が可能です。

超絶リーズナブルな海外の聞き馴染みのないメーカーのタイヤは、補強や剛性が弱く今回の様なトラブルが起きやすいです。

対して国内メーカーや、海外メーカーでも世界的に有名なメーカーでは、価格は高くはなりますが補強や剛性が段違いです。

 

なので、タイヤを選ぶ段階でトラブル発生率を下げる事が出来るかもしれません。

価格差を考えると安過ぎるメーカーは、重要な製造工程を省いてるか、そもそもの部材が低品質かという事ですね。

両方該当するかもしれませんが・・・

 

 

空気圧不足で走行しても同様のトラブルは起こり易いので、タイヤはある程度の「質」を保ちつつ、空気圧管理やタイヤローテーション等の簡易メンテナンスが重要です。

 

今回はタイヤを今よりも高い「質」の物に交換し、更にアライメント調整もさせて頂きました。

ローダウン車なので、キャンバーは多少はネガ方向に付いてしまいますが、タイヤ交換前よりは症状緩和が期待出来ます。

 

今後はタイヤメンテナンスをしながら、経過観察といった感じですね。

※タイヤの内面は普段見えないので、次回のタイヤ交換時まで内面チェックは持ち越しになります

 

超絶リーズナブルなタイヤは外してビックリな状態でしたが、タイヤ選びやタイヤ交換はコクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。

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