2022年4月18日
南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。
車検取り次ぎも行っていますよ。
お車の画像はありませんが、エブリイバンを車検でお預かり致しました。
交換部品は非常に少な目で、
・エアーフィルター
・スパークプラグ
・補機ベルト
後は画像にはないですがエンジンオイルやブレーキフルード等の油脂交換です。
新しめのお車だったり、頻繁にしっかりメンテナンスされているお車だと、車検時の交換部品はあまり出ないですね。
作業はシンプルな物が大半ですが、この辺りの年式のベルト交換やスパークプラグの交換は注意が必要です。
まずはスパークプラグから始めます。
イグニッションコイルにアクセスし易い様にする為、障害物を外していきます。
障害物が外れました。
これだけ外したらスパークプラグ交換が出来ますね。
次にイグニッションコイルを外します。
イグニッションコイルを外したら、スパークプラグも外します。
※右のスパークプラグは新品です
スパークプラグが外れたら新品のスパークプラグを取り付けます。
ここで注意が必要になりますが、画像では伝わり難いですがスパークプラグのネジ径が従来のエンジンと比べてスリム化されています。
従来の感覚で締め付けると、過大トルクで折損の可能性もあるので、締め付け加減に注意しないといけません。
といっても注意するのは締め付け加減だけですねww
スパークプラグが終わったら次は補機ベルトです。
補機ベルト交換も色々と障害物があるので、ベルトにアクセスできる状態まで分解します。
で、ベルトを取り外します。
外す時はベルトを切断してしまってもいいと思いますが、今回はちゃんと外しましたww
外したベルトはヒビは無いけど、摩耗はそれなりといった印象ですね。
後は新品ベルトを取り付けて、分解した部品を元通りに組み付けたら補機ベルト交換も終了ですが、補機ベルトも組み付け時に注意が必要です。
従来のエンジンの様なベルトの張り具合を調整する機構は廃止されているので、「SST」を使用してそこそこ強引に取り付けないと、プーリーベルトを掛けられないんですww
という事で、タイミングベルト交換でもない補機ベルトの交換でSSTが必須のエンジンなんです。
補機ベルトまで終わったら、残るは一番簡単なエアーフィルター交換ですね。
工具不要のこの四角い箱をパカっと開けて、新品のエアーフィルターと入れ替えるだけです。
外した方はブローバイガス吹き替えし時の少量のオイル汚れと、
反対の面は埃などの汚れはありましたが、真っ黒にはなってなかったです。
これも詰まり切る前に交換といった感じですね。
後はオイル等の油脂交換を行い、仕上げに防錆施工をしたら車検整備は完了です。
店舗で出来るのはここまでなので、後は提携の整備工場に持ち込んで完成検査を行って、検査の各項目に不備が無ければ晴れて車検合格となります。
年式的に検査は何の心配もないので、検査結果は予想通り一発合格でしたww
車検は忘れてしまう方も多く、車検有効期限切れになってしまっている方も見受けられます。
法令的にそれは非常にマズいので、車検標章は確認しておいて下さいねww
車検時は部品の手配に日数を要する物が含まれる場合がありますので、有効期限ギリギリではなく少し早めのお見積りや御予約をお勧めします。
車検のお見積りは無料で行っていますので、コクピットさつま貝塚までお気軽にお問い合わせ下さい。