マークX（GRX130）G's　車高調取り付け

2022年4月4日

南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。

本日はマークXのサスペンション作業の御紹介です。

お車はこちらのマークＸです。

以前にマフラー交換とフォグランプ交換をさせて頂いたお車です。

車高を下げたいのは勿論ですが、G'sのショックアブソーバーが硬くて乗り心地が不満という事もあり、ショックアブソーバーの交換に踏み切ります。

作業前はこんな感じの車高でした。

G'sなのでベースグレードよりはやっぱり低いですね。

今回用意した車高調は、ローダウンしても快適な乗り心地を確保し易い『CUSCO　STREET ZERO A』です。

減衰力は40段調整で好みの硬さにセットが出来ますし、ストリート走行向きなツインチューブダンパーで反発の少ないしなやかな乗り心地を実現。

更にスプリングのプリロードを変える事無く車高も調整出来ます。

マウントも全てゴム製なので、異音も発生し難くいんです。

ローダウンにはなるので下廻りの損傷リスクは増えますが、それ以外は快適でストレスフリーな車高調ですね。

そんな快適性能を手に入れるべく早速純正分解開始です。

ベースグレードよりスポーツ性を優先した減衰力やスプリング特性だと思いますが、今回のユーザー様にはマッチしなかった様ですので、潔く外してしまいますよ。

【フロント】

【リヤ】

外れたら車高調を組んでいきます。

【フロント】

組み込み完了

【リヤ】

組み込み完了

全て組み込みが完成したら車高の調整ですね。

ロードクリアランスは余裕がありそうですが、フォグランプの高さ的に保安基準を考慮すると極端なローダウンは厳しいお車です。

クラウンやマークX等はフォグランプの位置がローダウン量の弊害になり易いお車です。

フォグランプレスにすれば問題ないのですが、折角LEDバルブを付けて頂いたのでフォグランプは活かしたまま、だけど可能な限りのローダウンという結果、この様になりました。

元々車高が低い感じのグレードなので、ガッツリ下がったって感じはしないですが、それでも十分にローダウンは出来ました。

車高は満足して頂けたので、乗り心地は果たして？・・・

少し乗って頂きお伺いしてみた所、「G's純正より遥かにこっちの方が乗り心地がいい」と大絶賛でした。

やっぱり安定のCUSCO、乗り心地重視でSTREET ZERO Aの選択は定番でありつつ間違いもありません。

かと言ってカスタマイズには正解は無いのですがｗｗ

ただ、この車高調を付けさせて頂いた方々にインプレッションを伺うと、不満は聞いた覚えがない様な気がします。

そんな感じでスポーツグレードのマークXにコンフォートタイプの車高調取り付けで、快適性入手計画は無事ご希望通りの結果となりました。

スポーツグレードでも、お車の使用用途によっては今回の様に快適性へ強めに振ってあげてもいいと思います。

逆パターンも然りで、ミニバンやラグジュアリーセダン等で、スポーツタイプの硬めのサスペンションを使用するのもありです。

カスタマイズはユーザー様の好みで施すものですので、間違いや正解なんてものはないんです。

より個性的になればそれでいいのではないでしょうか？

方向性を示して頂ければ、可能な限りそれぞれのユーザー様に合ったサスペンションを探すお手伝いをさせて頂きます。

車高調取り付けもコクピットさつま貝塚まで、お気軽に御相談下さい。