2022年4月3日
南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。
本日は貨物(小型トラック)用タイヤの小ネタを御紹介させて頂きます。
お車の写真はありませんが、こちらはタウンエースバン(R40/50系)から外したタイヤ・ホイールです。
タイヤ交換で御入庫頂きましたので、早速交換させて頂きます。
小ネタという事なんですが、タイヤサイズ表示が変更されている事をまだ知らない方も多い様ですね。
まずはこれから不要になる処分タイヤの方は、「165R13LT 8PR」と表示されています。
こちらの表記の方は貨物車にお乗りの方に馴染みがあるのではないでしょうか?
そして用意したタイヤの方の表記は、「165/80R13 94/93N LT」となっています。
165/80R13という表記だけ見ると乗用車用タイヤに見えますが、「94/93N」という表記が「8PR」の代わりになり、貨物用の「LT」表記(LIGHT TRUCK)もありますので紛れもない貨物用タイヤです。
交換するタイヤは全てサイズは同じでしたが、3本が「ECOPIA R680」で1本が「DURAVIS R670」でした。
R670はR680よりも世代が古いので、ひび割れが目立ちますね。
新調するのに用意したタイヤは「ECOPIA R710」です。
4本用意致しました。
今回の交換前のタイヤと新しく用意したタイヤは、厳密に言えばタイヤ扁平率が違います。
したがって、微々たるものですがタイヤ外径が変化します。
ですので基本的には4WDは「4本共同サイズ装着」、2WDは「せめて左右は同サイズで装着、欲を言えば4本共同サイズ装着」という感じになります。
今回で言うと以下の様になります。
・165R13 8PR ➡ 82扁平シリーズ
・165/80R13 94/93N ➡ 80扁平シリーズ
タイヤサイズ表示の国際基準(ISO)化の為、従来の小型トラック用82扁平シリーズが80扁平シリーズにサイズ変更されたとの事です。
タイヤメーカーのカタログにもこの事はしっかり記載されております。
互換サイズであれば、車検も問題ありませんよ。
勿論今回のタイヤ交換は互換サイズで交換しているので、今まで通りにお使い頂けますね。
基本的には同じタイヤ幅で82扁平シリーズと80扁平シリーズの互換性があると考えて頂いて問題ありません。
「ん~・・・分からん!」という方はお問い合わせ下さいね。
というか乗ってるお車のタイヤサイズは把握されていない方が大半なので、都度説明させて頂きますがww
因みにタイヤカタログにはこんな風に互換表が記載されていますよ。
軽トラック・ハイエース・キャラバン/NV350等、小型トラックのタイヤ交換もコクピットさつま貝塚まで、お気軽に御相談下さい。