エクストレイル（NT32）　アライメント調整

2022年4月2日

南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。

本日はサスペンション交換後のアライメント調整の御紹介です。

お車は以前に純正形状の社外ショックアブソーバーに交換したこちらのエクストレイルです。

車高変化等のカスタムがメインではなくリフレッシュ目的でのサスペンション交換作業でしたので、そこまで大幅にアライメント数値がズレている感じはないですが、サスペンション交換後には必須の作業だと思っています。

そんな訳でサスペンション交換後の慣らしが終わったので、早速アライメント作業に取り掛かります。

まずは測定してみましたが、大幅なズレはないもののリヤキャンバーの左右差が少し大きい状態でした。

しかしながら調整幅限界まで調整しても、片側が純正基準数値まで調整しきれないので、純正基準数値に近いところまで数値を寄せて、左右の数値を揃える形となりました。

クロスメンバーやコントロールアーム等々、全てゴムブッシュを介して取り付けられているので、車両個体差や固定ボルト径と取付穴径の誤差等で、この様なケースに遭遇する事もあります。

トーはキャンバー調整すると前後共かなり数値が動いてしまったので、しっかり修正させて頂きました。

一度もアライメント調整はされていない様でボルトナットの固着が激しく、思いのほかオーバーサイズの長物工具を引っ張り出す事に・・・

何とか1/2sq工具で事足りましたが、凄い撓って「折れるんじゃないか・・・」と心配になりました。

そろそろ3/4sq工具も買い足さないといけないのか？（ほぼ出番はないのに・・・）

ボルトの固着はありましたが、アライメント調整は無事に終了しました。

酷い場合はバーナーでボルトを炙ったりしますが、潤滑油（ラスペネ）で何とかなったので固着症状としては軽度でした。

こういったボルトナット固着等の場合は通常より作業時間が掛かってしまいますね。

この様な症状が発生していても、可能な限りボルトナットを折損や変形等をさせない様に最善を尽くします。

アライメント調整はコクピットさつま貝塚まで、お気軽に御相談下さい。