2022年2月24日
南大阪のタイヤ屋さんのコクピットさつま貝塚です。
タイヤ屋さんですが、Défi製品も取り扱っております。
という事で本日はDéfi製ブースト計の、単独動作タイプメーター「Racer Gauge N2」を取り付けます。
用意させて頂いたのは、φ52サイズのMAX200Kpa表示モデルです。
カラーはブルーとレッドの2択ですが、今回はブルーモデルです。
取り付けにあたり、一般的にはメーターとメーターに付属のショートパーツで取り付け可能ですが、今回のお車は負圧取り出し口のホース径が太く、メーター付属品では取り付け不可です。
ですので三又配管やホースバンドに配管固定用のクリップと、メーター付属品よりも長いバキュームホースを別途ご用意させて頂き、いざ取付開始です。
よく見掛けるのは細めのバキュームホースをカットして、三又ジョイントを割り込ませて負圧を取り出しますが、そんな都合のいい負圧ホースは見当たりません。
では何処に細工するかというと・・・
このナイロンメッシュのカバーを巻いてる太目のホースです。
こんなに太いので、付属のジョイントでは話になりませんww
という事で付属のショートパーツは用無しです。
用意した三又配管を割り込ませて、バキュームホースを取り回した状態がコチラです。
ホース内径に対して少し配管側が若干太いので、挿入するのは少し大変です。
その配管からホースを引いて、バッテリー横に設置したユニットに接続します。
本当はロスを軽減する為にもっとホースを短くセットしたい所ですが、助手席側のエンジンメインハーネスを室内に引き込んでる場所しか室内に配線を引き込めなさそうなので、この位置に設置となりました。
室内側に配線を通したら室内で今度はまた運転席側に配線を戻していきます。
無駄な事をしてると思われますが、理由は次の通りです。
AT車だったら運転席側に簡単にアクセス出来ますが、今回はMT車なのでATで使用可能なグロメット部分にはクラッチマスターシリンダーが鎮座していますww
電源等も助手席側から全て取り出しているので、各電源線も延長して運転席側に引き回します。
メーターの取り付け位置はナビ画面の右隣なので、一旦固定して動作チェックです。
電源が入る事は確認出来ましたが、まずはイグニッションONの状態です。
スモールランプONで照明は減光しましたので、電源の取り出しは問題ありません。
空吹かししてみると、正圧までは動きませんが針の動作もOKでした。
念の為試運転すると正圧100Kpaまでしっかり動いてるので、実際の走行時の動作もOKです。
という事でターボ車に乗ってると付けたくなるブースト計の取り付けが無事完了しました。
追加メーターは色んなメーカーがありますが、Défiの物は見易くてレスポンスもよくて、表示誤差も少ないのでオススメです。(あくまで個人的主観です)
今回はダッシュボードや内装パネルの加工はしてませんが、車種によっては専用のメーターパネルが設定されており、それを使う事によってよりスマートな見た目で取り付けが可能です。
ですが、スマートに付けれるが故にダッシュボードやパネルの穴開けや切削加工が必要な場合が多々あります。
車両乗り換え時にそういった穴が開いてると、下取りや買い取りの査定に響くので、極力加工は避けた方が無難ですよね。
でも付け方はユーザー様それぞれだと思いますので、覚悟の上であればそういった車種専用品を使用した形での取り付けも可能です。
メーター追加もやってますので、コクピットさつま貝塚までお気軽に御相談下さい。